前場の日経平均は続伸。先週末のNY株高に加えて、トランプ政権によるメキシコ関税導入の見送り、寄り前発表の1−3月期GDP改定値の上方修正(実質年率+2.1% → +2.2%)などを追い風に21,150円(+265)まで上昇すると、買い一巡後も21,000円台でしっかりと推移。東証主力株は金利敏感セクターを除いて概ね堅調。もっとも、日経値上げ寄与度上位(1,2,4位)を9983 ファストリ、9984 ソフトバンク、6954 ファナックが占めている事から、実需買いよりも先物での買い戻し主導の日経高の様相に。

中小型株は 3657 ポールトゥウィン、9424 日本通信、5952 アマテイ、3823 アクロディア、3854 アイル、4565 そーせい、4596 オンコリスバイオなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 21,000円付近の持ち合い
108.50水準で上値を重くしているドル円が戻り売りを誘発する方向感の乏しい流れが本線。想定レンジは20,950〜21,200円。リスクシナリオとしては、昼ごろ発表予定の中国5月貿易収支に絡めた20,900円割れまでの下押しに警戒。

■ 午後の戦略 : +250円超での一部利確 → 押し目買い!
“今週の戦略”に沿って 寄りから日経平均が250円超上昇した場面で小口利確を挟んでいただいたら、今晩から明日までの2日間の予定で開催される日米貿易交渉の事務レベル協議に絡めた下押しに備えるべく一定の余力を維持しながら、マイルドな押し目買い(直し)スタンスで臨んでください。

★ 1570 日経レバ
先週序盤16,400円台までを買い向かった後の本日17,700円突破により、短期8%高のリバウンドを達成!直近1週間で同程度の上昇を示した銘柄は少なくありませんが、塩漬け化した手持ちの東証主力株の大半を売って乗り換えていただいた方にとっては、相応の結果と効果が表れているのでは。

引き続き、地合いの急変に際しては優先的な買い候補として対応しながらも、マイルドな上下〜21,000円台後半までの上昇を視野に入れれば破壊力に物足りなさが残りますので、★ 先週水曜からの新主力銘柄もコツコツと拾っておいてください。

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☆ スポット7000番台銘柄
会員サークルでは5月下旬2,900円台からのご提案。先週序盤の地合いなりの急落に際しては、全体戦略でお伝えしている「戻り売りによる体勢の建て直し → 順張り」を実践。

具体的には水曜2,850円台までのリバウンド過程で半数を売却 → 木曜2,900円付近までの上昇過程で買い直し → 本日2,940円付近も買い増し → 予定通り3,000円付近で一部利確...と展開中。ここからも押しも静かに熱く!

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『 個別戦略に適応するための全体戦略! 』


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では 午後もよろしくお願いします。