おはようございます。

昨日のNY株式市場は続伸。先週末のトランプ大統領によるメキシコ関税発動見送りを好感して「債券売り(金利上昇)株式買い」トレードが継続し、昼頃に26,210ドル(+226)まで上昇すると、引けにかけては利確売りに上値を抑えられる展開に。個別では金利上昇を追い風に金融株や景気敏感セクターが買われた一方、レイセオンとの経営統合を巡りトランプ大統領の横やりが入ったユナイテッドテクノロジーズが軟調に推移。ナスダックもネットフリックスを除く主役クラスが軒並み買われて続伸。日経先物は前日中にNY株高を織り込んでいた事や、米長期金利の上昇に反して伸び悩んだドル円が重石となって反落。

NYダウ 26,062ドル +78、ナスダック 7,823 +81
米10年債  2.150% +0.066
、NY原油 53.26 −0.73
為替 108.48円/ドル、日経先物 21,110円 −40

big (10)

□ 本日の展望 : 目先高一服後の日柄調整

NYタイムの日経先物なりに小安く寄り付いた後、米中貿易交渉の経過や外部環境を睨みながら20,900円台後半から21,200円台半ばで持ち合う流れが本線。リスクシナリオとしては、週末のメジャーSQに絡めた先物需給に起因する20,900円割れ、21,300円超えなどの波乱に要注意。

また、直近3日連続の「東証1部の売買代金2兆円割れ」が物色意欲の盛り上がりの欠如を示しているだけに、個別全般では日経高には緩慢に、日経安には過敏に反応するシーンに警戒。

★ 本日の戦略 : 過不足を調整しながら全体を俯瞰!
米債券主導の下方オーバーシュートの巻き戻し基調に順じた大局強気スタンスを継続。日経平均のマイルドな上下が想定される本日も「好トレンド銘柄主体の押し目買い・上昇時の売りすぎ注意」の順張りスタンスで臨んでください。

一方、今週の展望にて「20,700〜21,300円」を今週の想定レンジとしてお伝えしたように、週初からの買い一巡後は日米貿易交渉やメジャーSQに絡めた(戻り)売り優勢の不安定な相場つきも警戒されます。よって、下落局面で買い増し意欲の湧かなかった“ストレス玉”に関しては大胆に売却することで、好トレンド銘柄への乗り換え時を計りつつ、全体動向を俯瞰するイメージで臨んでください。

☆ ネットワン(7518)、★ 主力4000番台銘柄など★☆Sラボ3銘柄は昨夕の戦略を踏襲。ウォッチ銘柄では新光電工(6967)、リネットJ(3556)など好トレンド中小型株群を継続注視。

【ウォッチ銘柄】
△ 6570 ニーズウェル
17日付の東証1部への指定替えを発表。

〜(略)〜

△ 9104 商船三井、9107 川崎汽船
ドル円の軟勢に追随した弱トレンドが継続していますが、バルチック海運指数は2月前半を底値に反騰トレンドを形成中。

    (会員サークルより 
>>Sラボ参加案内

『 ストレス解消は時間か行動か!』

では 本日もよろしくお願いします。