本日の日経平均は反落。前日のNY株は小動きに留まったものの、中東での地政学的リスクの高まりを重石に弱含みでスタートすると、トランプ大統領による「来週からの不法移民の送還開始」発言を受けてドル円とともに軟勢を強めて後場寄り早々に21,000円割れまで軟化。FOMC前の様子見ムードもあって買い気は盛り上がらないまま、引けにかけても20,900円台で軟調に推移。

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トランプ大統領ツイッター

東証主力株は素材エネルギーや半導体を中心に概ね軟調。中小型株も主役クラスの動きが冴えない中、6736 サン電子、2164 地域新聞社、6838 多摩川HD、6095 メドピア、7709 クボテックなどに短期資金が流入。

日経平均 20,972円 −151、Topix 1,528 −11
225先物(9月限)20,910円、ドル円 108.28円/ドル
NYダウ先物 26,119ドル −12

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 8604 野村HD
発行株の8.6%もの自社株買いを発表。取得期間は明日から来年3/31。

△ 6641 日新電機
〜(略)〜 、押し目買いスイング狙いで注目。勘助氏注力中のぐるなび(2440)も同様。

☆ 7518 ネットワン
5/28 + 5/30 ≒ 2,985円 → 6/18 3,255円 +270 9.0%上昇
RPA、IoT、5G関連などの切り口を背景に業績の先行き期待とアナリスト評価が上昇中。〜(略)〜にも変わりはないため、引き続き、数週間での3,●00円超え目標の強気スタンスを継続。

テクニカルは目先の上げ一服を示唆していますので、FOMC前後のマイルドな地合いの軟化を期待しながら、明日の押しも丹念に買い直していきたいところ。※ ★ 楽天(4755)の押しで買いやすい形状に!

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■ 後記 : 本日20,900円台前半までの下げは想定内ながら、NYダウ先物や中国株の底堅さに乖離したドル円と日経先物の軟勢、打たれ弱さには要注意。週内に米中首脳会談の開催が決定されない場合、FOMC後の上振れは一時的なものに留まる反面、FOMC後の下振れに際しては売り一巡後も低位で持ち合うリスクが警戒されます。

よって、明日は“FOMCシフト”を徹底した上で、その先を見据えた戦略を着々と遂行していってください。
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