東証一部昇格決定! アイル(3854)の立会外分売予想

2019年6月25日(火)~2019年6月27日(木)に立会外分売実施が予定されている、アイル(3854)の分売詳細情報です。

スポンサーリンク

アイルの立会外分売詳細

銘柄名アイル(3854)【東証二部】
業種情報・通信
企業詳細中堅・中小企業向け販売在庫管理システムを開発。実店舗とネットショップの統合管理に展開。営業増益幅を増額。20年7月期も課金型が2桁成長。
発表日2019年6月17日(月)
分売予定日2019年6月25日(火)~2019年6月27日(木)
分売実施日2019年6月25日(火)
売買単位100株
申込上限500株
信用区分信用
分売枚数1,800枚(180,000株)
発行株式数比率約1.4%
分売総額2.5億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,439円
割引率2.97%
分売目的市場変更における形式要件の充足

アイルの株式データと推移

発表日終値1,405円
発表日出来高2,321枚
分売前日終値1,483円
分売前日出来高1,748枚
予想PER29.16倍
実績PBR6.80倍
株主優待なし
予想配当利回り0.84%

アイルの業績データ

2019年7月(予想)2018年7月2017年7月
売上高(百万円)10,5009,4128,621
営業利益(百万円)925526432
当期利益(百万円)614336299
ROA(%)7.117.18
ROE(%)14.8316.32
自己資本比率(%)48.847.0

アイルの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2007年6月にヘラクレス(現ジャスダック)に新規上場。
2018年6月末に東証二部に市場変更しています。

分売目的

7月2日付での東証一部昇格が決まっており、今回はその市場変更における形式要件充足の為に実施される分売となります。

流動性

現在の板は700枚以上、発表前の出来高平均は2,500枚程度と流動性はかなり高い

株価・ボラティリティ

株価はずっと900円~1,200円でのレンジでしたが、6月の第3四半期決算にて通期予想が上方修正されたことで急騰。
レンジブレイクで1,200円を上抜け、6月14日には2014年以来の1,500円台を付けています。

PER29.16倍・PBR6.80倍の株価は、同業他社と比較してやや割高の水準

直近では材料が出たため、値動きが激しくなっています。

配当金・株主優待

年間配当は1株12円で利回りは0.84%
今期は2円増配。

現在のところ株主優待は創設されておりません。

業績

今期業績は売上+11.6%・利益+75.9%と、5期ぶりの過去最高益になるなど大幅増益見込み。
3Q決算にて業績上方修正を行っています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

分売枚数は多くなく、規模としても重量感はありません。
出来高はかなりあるので、流動性不安は全くないと言えるでしょう。

業績上方修正の材料により大きく買われていて、現在株価にやや過熱感が感じられます。
一部昇格の承認を受けて今後まずまず上昇するようだと、当日は軟調な展開になりそう。

ボラも大きくなっているため、売り時を間違えると損失になる可能性もあるかもしれません。
実施までに少し調整が進んで、条件も良ければ参加の検討をします。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

昨日今日と1,500円台を付けるなど、一部昇格の材料もあって下値では買われる展開となっています。
値ごろ感はありませんが3%近いディスカウントであることはプラス要素。

流動性が高いことから寄りで大きく割れることはなさそうですが、どれくらい利益が出るかは明日の買い需要次第と言ったところでしょう。

明日の地合いによっては分売価格近辺で始まる可能性もありそうです。

ただ売却タイミングさえ気を付ければそれほどリスクはないと判断し、各社から参加する予定です。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする