おはようございます。

昨日のNY株式市場は小幅に3日続伸。米中首脳会談の開催見込みを好感した前日の急騰の余韻にて買い優勢で寄り付くと、「年内の利下げに含みを残したFOMC声明文」を好感して26,569どる(+104)まで上昇。ダウ構成銘柄は前日買われた中国関連が利確売りに押されて高安マチマチ。SP500は史上最高値(2,945)を視界に入れる2,926で取引を終了。

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ドル円はFOMC後の米債券利回りの低下を受けて108円付近まで軟化。日経先物はNY株高をドル円安が相殺する格好で小幅高止まりに。

NYダウ 26,504ドル +38、ナスダック 7,987 +33 
米10年債  2.028% −0.030
、NY原油 53.76 −0.14
為替 108.10円/ドル、日経先物(9月限)21,280円 +10

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□ 本日の展望 : 強含み
FOMC後も騰勢を継続したNY動向を追い風とする買い優勢の展開が本線。21,200円台前半では押し目買いが下支えとなる一方、21,400円台ではドル円の軟調さが重石に。

★ 本日の戦略 : 余力残し、買い増し→新規買い!
「米中首脳会談の開催メド」による下振れリスクの緩和、21,000円台後半までの上昇期待などを念頭においた昨日からの強気度アップ戦略を継続。

(1)一定の余力残し、押し目買い : 米中会談の破談リスク、中東での地政学的リスクの高まりなどによる突発的な下押しに警戒すべく、ストレス玉の大胆な売却により押し目買い余力を確保。

(2)流動性の高い好トレンド銘柄狙い : 市場マインドが完全に明るさを回復するにはG20(≒米中首脳会談)の良好な通過が必要条件。早くとも今月中は「ディーラー資金が出入りしやすい流動性の高い好トレンド銘柄」主体のポジショニングが正攻法。薄商い銘柄、極端なハイボラ銘柄などでの一発逆転狙いはほどほどに。

(3)買い増し → 新規買い : 目先の買い一巡後の上値の重さに備えるべく、保有銘柄数は極端に絞るのが得策。よって、本日も継続予定銘柄の押し目買い増し狙いを主戦略としながら、余力が多めの方は新規銘柄へと派生するイメージで臨んでください。※ 保有銘柄を大量に抱えたままの新規買いはNG!

☆★Sラボ銘柄は昨日の戦略を踏襲。

★4755 楽天:外部環境に左右されにくい内需系主力株の中核としての強気スタンスを継続。

☆6000番台銘柄:外部環境の良化を追い風としうる外需系主力株の中核として、押し目買い・上昇時の売りすぎを継続。

☆4000番台銘柄:主力買い一巡、IPOラッシュ再開などに絡めた新興主力銘柄への資金回帰を待ち伏せ。

☆本日からの新銘柄 : Sラボでは亜流となりますが、来週のイベントに絡めたハイリターン狙いの割り切り対象として着手。

 (会員サークルより >>Sラボ参加案内

【ウォッチ銘柄】
▼ 8202 ラオックス
最大100億円の増資を発表。久しぶりに中国系マネーによる仕手株化も期待されますが、空売り要員としての継続注視が賢明。

△ 8095 イワキ
19年5月期経常益予想を9億円から13.2億円に上方修正。

△ 1976 明星工業、8566 リコーリース
ともに発行株の1.8%の自社株買いを発表。

では 本日もよろしくお願いします。