前場の日経平均は反落。21,200円台前半では「中国副首相と米通商代表部(USTR)ライトハイザー代表が24日の電話会談にて貿易問題で意見交換した」との報道が下支えとなった一方、21,300円付近では再び107.10水準まで軟化したドル円やトランプ外交への警戒感が重石に。東証主力株は高安マチマチ。9983 ファストリ、9984 ソフトバンク、6954 ファナックが値下がり寄与度1,2,4位を占めている事から、先物主導の下押しの様相も。

中小型株は 9424 日本通信、3686 DLE、3111 オーミケンシ、3653 モルフォ、4442 バルテス、4657 環境管理センターなどに短期資金が流入。主役クラスは総じて売り優位で推移。

□ 午後の展望 : 弱含み
決め手不足の中、21,100円台半ばから21,300円付近で持ち合う展開がメイン。ドル円の107円割れや先物での仕掛け売りによる21,100円割れにも要注意。

■ 午後の戦略 : 丹念な取捨選択にて“変化”待ち!
大局強気スタンスはそのままに、「束の間の平穏」を利用したポジション過不足調整を継続。打たれ弱さが懸念される(+下落局面で買い増し意欲の湧かない)弱テクニカル銘柄は大胆に売却しながら、流動性の高い好トレンド銘柄主体の的を絞った押し目買いへ。※ 大半が地合いなりの上下となっていますので、近似テクニカル銘柄も極力絞り込むのが正攻法。

★ 4755 楽天 : 現値水準は売りすぎ注意。1,300円付近も買い増しの是非から考察。

★ 6723 ルネサス : こちらも動意を待って買い増しへ。

☆ 4565 そーせい : 〜(略)〜までを押しを期待しながら丹念に買い直しを計っていってください。

☆ ネットワンの代替銘柄 : 仕込み値から+4%前後で一部利確後は、従来からのターゲットプライスまでを買い下がるスタンスで。

☆ 本日からの新銘柄 〜 そーせいの後継 〜 : 深押し待ちの追撃狙いを本線に、前場高値近辺まで切り返す場面も悩んだら買い増しへ。

 (★☆Sラボ銘柄は現在5つ)

【ウォッチ銘柄】
△ 6664 オプトエレ
下方修正を嫌気して急落。リバウンドの甘さから659円での底打ち感は低め。中長期スパンでの買い下がりは妙手と判断する一方、短期目線では割り切り対象までとして対応したいところ。

では 午後もよろしくお願いします。