【勘流雑感】
懸案のトランプ・習会談は、対中追加制裁の延期やファーウェイ制裁の緩和措置と主とする穏便な結果に。その後の北朝鮮主席との会談によりアジア情勢は束の間の平和ムードに包まれそうだ。これをもって、先が読めない媚中マスコミはトランプ氏の妥協とするが、中国の経済統計が実態から乖離した結果ありきのものだけにダメージの単純比較は不可能。そもそも、トランプ氏が今回の件に象徴される下手外交に転じた可能性はゼロ。来年11月の米大統領選までには米国並びに世界を不安に陥れる機会が少なくとも2度はあろう。または、イラン攻撃に集中するために中国と一時的な和平に至ったとの見方も重要だ。

さて、投資戦術としての課題はこれらトランプ主催の三文芝居の成り行きではなく、一連の事象により需給環境がどのように変化するかだが、既に最高値圏まで上昇している米株主体で鑑みれば、目先でもう一発花火を上げて祭りは終了とみるが上策。その終幕がドラスティックな暴落になるのであれば、日本株は22,000円から20,500円近辺までのナイアガラ。26,000ドル近辺で下げが止まるのであれば、日本株が21,000円台後半で保ち合う流れが予測される。

すなわち、日本株の上昇ベクトル入りは不確実な状況だが、株高しか信用できない日和見投資家筋の存在を鑑みれば、本日寄り付きから明日の前場にかけては買いのタイミングだけ分散しながら一気に前線を押し上げるが善かろう。先物は寄り値から200円下値までを買い向かい、大半を60−80円幅の小救い狙いに処す。寄り値から250円の下落に際しては半玉撤収。

【勘流銘柄】
■ 7717 Vテクノロジー
6/21 4,725円より 6/27 5,030円 +305 6%高
先週末の米朝会談の成功を先取りして大掛かりな株集めをこなしてきたディーラー連中の真価が問われる。先週中に4,500円台までをコツコツ集めたら、本日は人事を尽くして天命を待つ心持ちにて挑む。、、、、、、、、、、、、、、エリアは買い乗せ、一段高では5,●00円オーバーを目した部分利入れに処されたい。

(その他)
9424 日本通信、3902 メディカルデータ

時流に無関係の即回転狙いで注目。

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