■ 日本市場展望 : 持ち合い継続 ± 内外需給
今週前半は、低金利長期化と景気の底堅さを背景とするNY株高、トレンド陽転気配を強めているドル円などを追い風とする一方、パウエルFRB議長の議会証言(7/10)の内容と反応を見極めたいとの思惑が上値の重石となる持ち合い継続が本線。月曜の5月機械受注に起因する中国経済への警戒感、8日と10日に決算が集中する指数連動(パッシブ)型ETFに絡めた売りバイアスの高まりも日本株の足枷。想定レンジは 21,500〜21,900円レンジで持ち合う展開が本線。

週後半は、パウエルFRB議長の議会証言における7月利下げを含むハト派化の確認 → 22,000円超えを視野に入れた騰勢アップが本線。

ただし、6月株高における「米債券買い(金利低下)・株式買い」の歪な需給動向、1.6%程度の米期待インフレ率に対して1.9%台まで低下した米10年債利回りの下方オーバーシュートを踏まえれば、パウエル発言を“建て前”とした需給陰転 → 21,000円台前半までの日経下振れもリスクシナリオとして念頭に。

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