本日の日経平均は大幅続落。米中摩擦の長期化思惑によるNY株安やドル円の軟化を嫌気して寄り付き早々に21,300円を割り込むと、断続的な先物での仕掛け売りや株価なりの投げ売りなども逆風に、引け際には20,997円(−472)まで下落。テクニカルは21,500円を下限とする月初からのボックス圏からの下振れ & 大陰線により、「6月序盤からの上昇トレンド終了」優位の形状に。

東証主力株はほぼ全面安。9984 ソフトバンク、6367 ダイキン、6971 京セラ、6098 リクルート、6954 ファナック、6762 TDKなど値嵩株が指数安を牽引。中小型株は 7238 曙ブレーキ、3810 サイバーステップ、6193 バーチャレクス、1418 インターライフなどが商いを伴って大幅高となったものの、全般では投げ売りの連鎖により軟調、

日経平均 21,046円 −422、Topix 1,534 −33 
225先物(9月限)21,010円、ドル円 107.62円/ドル
NYダウ先物 27,138ドル −93

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 4286 レッグス
6月中間期経常益予想を4億円から6.93億円に上方修正。

△ 3174 ハピネス&デイ
SOU(9270)との業務提携を発表。時価総額の小さい方を割り切り対象でケア。

△ 1459 楽天ダブルベア
勘助氏注目中。昨日からの先物方針の売り転換とともに機能し始めています。株数を張らないとまとまった利益にはならないだけに、中途半端に攻めるなら「下振れリスクは余力の増減でケア」がおススメ。

★ 6723 ルネサス

6/12 + 6/17 ≒ 508円 → 7/16 634円 +126 24.8%上昇
6/25以来の10日線割れ&安値引けによりテクニカル軟化が顕著に。米半導体株次第では更なる調整も警戒されますが・・・、「590円」は水曜から会員サークルご提案中の買い直しレンジ内の推移であり、ようやく火曜の利確分の買い直しが進展したところ。明日もシナリオ内の上下は丹念に取り組んでいく予定です。

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□ 後記
来週末までを見通した場合、日曜の参議院選挙にてコンセンサス通りに与党サイドが勝利する場合には週明けこそ外資勢による日経先物買いが期待されますが、月末に向けての日米企業決算の本格化やFOMC前にした実需買い期待の低さ( ≒ 割安銘柄の放置リスク)を踏まえれば、下値は見えにくく上値は重い = 強引な勝負は割に合わない環境が懸念されます。

よって、明日は戻り売りによる体勢の建て直しを優先しながら、テクニカルが急激に悪化している銘柄に関しては株価を選びすぎずにポジションを縮小する方針で臨んでください。※ 特に買い手が個人中心の薄商い銘柄に関しては、明日の前場中に一定数を外すのがおススメ。流動性の高い好トレンド維持銘柄は強気継続。

『 不安な時こそ具体策を明確に!』

  (会員サークルより >>Sラボ参加案内

本日もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非!