前場の日経平均は反落。先週末の大幅高の反動やNY株安を重石に寄り付き早々に21,317円(−149)まで下落すると、売り一巡後はドル円の底堅さや昨日の参議院選挙での与党勝利を好感した先物への外資買いにより21,400円付近でしっかりと推移中。東証主力株は半導体が買われた以外は高安マチマチ。

中小型株は 6961 エンプラス、7238 曙ブレーキ、6584 三桜工業、7238 レオパレス21、7599 IDOM、3929 ソーシャルワイヤーなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 21,000円台半ばの持ち合い
21,300円台前半では108円付近まで持ち直しているドル円やNYダウ先物の底堅さが下支えとなる一方、21,500円付近では市場マインドの冷え込みによる戻り待ちの売りが重石となる持ち合い商状が本線。

■ 午後の戦略 : スロースタートで全体動向を俯瞰!
★流動性高めの好トレンド銘柄の押し目買いを中核としつつ、弱テクニカル銘柄はやストレス玉は週末にかけての乱高下や連鎖的投げ売りに備えて早めに見切るスタンスを継続。

★ 6723 ルネサス
6/12 + 6/17 ≒ 508円 → 7/16 634円 +126 24.8%上昇
日経平均やドル円のトレンド陰転リスクを踏まえれば、ルネサスの継続勝負の前提としている「日経平均の上昇トレンド中」には黄色信号が点灯中。しかし、国内半導体セクターの先行指標である先週末のSOX(フィラデルフィア半導体株)は、反落ながらも6月以降の戻り高値水準を維持。これにより、好トレンド半導体株は大手ディーラー筋にとって数少ない安定した攻撃対象となっています。

先週木曜590円までの調整過程での買い直し完了 → 週末610円付近までの上昇過程での5割程度の利確後、今週は予定通り5●0円までの買い下がりを本線に。

 (会員サークルより 
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では 午後もよろしくお願いします。