前場の日経平均は続落。先週末のNY株は堅調に推移していたものの、米中貿易協議は来年の大統領選まで大筋合意は困難とするロイター記事を“建て前”にドル円とともに売り優勢で推移。実質7月最終日によるポジション整理売りも重石。東証主力株は高安マチマチ。9984 ソフトバンク、6988 日東電工、4507 塩野義などが指数を下支えした一方、6971 京セラ、8035 東京エレク、9983 ファストリ、6954 ファナックの軟勢が足枷に。

中小型株は日経平均の軟勢に比べて総じてしっかりと推移。 4657 環境管理センター、7567 栄電子、9629 PCA、7897 ホクシンが商いを伴って大幅高。

□ 午後の展望 : 売り優勢も底堅く
ドル円・日経先物ともに週初かつ実質7月最終日を意識した機械的なポジション整理売りが前場安の主要因とみていますので、短期的な売り一巡後は押し目買いが下支えとなる底堅い推移が本線。上記ロイター報道を嫌気した上海株安主導の二段安にも軽めに警戒。

■ 午後の戦略 : イベントラッシュ前の過不足調整!
明日のアップルの決算から週末の米雇用統計まで連日続く重要イベントを意識したポジションの過不足調整 → 3割前後の余力維持を優先しながら、流動性の高い好トレンド銘柄の押し目買い・上昇時の売りすぎ注意スタンスを継続。

【ウォッチ銘柄】
△ 6838 多摩川HD
3日続伸によりテクニカル改善が顕著に。1,800円付近は戻りの関所となりますので、飛び乗りは最小限に止め、買い値を1,600円台で整えたいところ。

▼ 6345 アイチコーポ(売)
720円以下の元の鞘に収まるのは時間の問題とみていますが、値幅の小ささや出来高の薄さを踏まえれば730円台では利確先行がおススメ。ホクシン(7897)は152円割れで〜(略)〜。

  (会員サークルより 
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では 午後もよろしくお願いします。

□ ご連絡 : 月曜昼の更新は通常より早めとなります。ご了承ください。