ビットコイン市況の振り返り

7月初頭から調整が続くビットコインだが、9000ドル付近まで下落した後10900ドル付近まで回復。 相場周期を考えても次の大きな流れは近く、今後1週間ほどで大きな流れが訪れる可能性が高い。ポイントは11000ドルの突破でダブルボトム成立なるか。

テクニカル分析

13900ドルを頂点として7月10日の13200ドルで二番天井をつけて、ダブルトップが意識される展開。9800ドルのネックラインを割り込んでダブルトップは成立したもののその後11000ドルまで回復。ダブルトップ後の下落は大きく起こらず、結果として騙しだったと言える。出来高は減少を続けており、日足レベルでは下降トレンドではなくレンジ相場というのが妥当な解釈であろう。レンジの下限は9000ドル、上限は11000ドル、13000ドルの二箇所が想定される。100日線のタッチはしていないものの、近いところまでの調整は十分な調整を行ったと解釈する人が多いラインと言える。

アノマリー

4月以来約一ヶ月ほどの調整サイクル後に大きな上昇が訪れている。ボリンジャーバンドもスクイーズしており、レンジ相場が煮詰まっていることを現れしている。時間的な調整は済んでおり、いつ大きな動きになっても不思議ない状況である。値幅も13900ドルから35%の下落をこなしており、値幅的な調整もこなしたと解釈するのが妥当であろう。

ボリンジャーバンドのスクイーズ

ボリンジャーバンドのバンド幅が狭まっている状態レンジ相場に現れている。逆に広がっている状況はエクスパンションと言う。

今後の展望

テクニカル分析

上昇トレンドに返り咲くためにはダブルボトムラインである11000~11200ドルが大きく意識され、当面はこの成立が大きく注目される。成立できなかった場合は9000ドルラインまでの後退も考えられる。

9000ドルを割り込んだ場合は本格的な下落トレンドへの転換の可能性もあり、軟調な相場が更に長引くことが想定される。下落基調に転換する場合は日足100日線や200日線のライン、6月の安値付近である7400ドルあたりが目安となる。

ビットコインドミナンス

7月15日つけて69.82%を超えられるかがひとつのポイントになる。超えた場合はアルトコインからビットコインのさらなる資金集中が意識される。

米国金利

米国金利の低下は現状はビットコインの価格には有利に働くだろう。金利の低下は金利が基本的にないゴールドやビットコインへの資金流入に繋がりやすい。ビットコインへの資金流入は規模としては小さいが、ここ最近の米国金利の低下とビットコインの価格上昇には相関が見られる。利下げはビットコインにとっては追い風材料と言えよう。

総括

調整が依然として続いているが、いつ次の大きな動きにつながってもおかしくないといえる。

米国金利の状況やビットコインのドミナンスの状況を考えられるとビットコインの次の動きは現状上昇がやや優勢だ。11000ドル(117.2万円)を力強く超えることで、上昇が加速する展開に期待したい。11000ドルで跳ね返された場合は、9000ドル(96万円)付近までの後退や、調整が更に長引くシナリオが考えられる。夏枯れ相場的な退屈な動きが続いているが、ビットコインには目が離せないだろう。 

参考資料:https://coinpost.jp/?p=99892 

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