前場の日経平均は反落。連休中のNY株大幅安を嫌気して取引開始直後に20,369円(−315)まで下落すると、売り一巡後も20,400円台前半で弱含む展開に。東証主力株は素材エネルギー、半導体、自動車、建設を中心に概ね軟調。10時過ぎ発表の中国人民元基準値は、08年3/25以来の安値を記録した前日比較では元高で着地したものの、今のところ好感する動きは限定的。

中小型株は 3851 日本一、4393 バンクオブイノベーション、4425 Kudan、3624 アクセルマーク、4390 IPS、9945 ファイバーゲート、9278 ブックオフ、6071 IBJ、3756 豆蔵、3658 ネクソンなどに短期資金が流入。総じて(東証主力株との比較で)しっかり推移しているものの、好材料銘柄への歪な資金流入も顕著に。

□ 午後の展望 : 売り優勢 ± 外部環境
リスク回避売り優位の軟調地合い継続がメイン。前日比で基準値を元高に設定した中国当局の「反米スタンスの軟化」が買戻しを誘発する場合には21,400円台後半までの切り返しが期待される反面、前場の戻りの鈍さを利用した先物での売り方主導の二段安 → 20,300円割れにも警戒したいところ。


■ 午後の戦略 : 続・余力残しの打診買い!
リスク許容度と相場観に応じた余力と手仕舞い条件を整えたら、下方オーバーシュートの巻き戻しへの備えを丹念に。

目先の地合いの底が見えにくい環境だけに、基本は「弱テクニカル銘柄の日経レバ(1570)への乗り換え」を軸としながら、テクニカル形状を分散しながら的と条件を絞った個別株への派生に着手。大生の建て直し第2弾狙いは ★ 新Sラボ主力銘柄に集約!

【ウォッチ銘柄】
〇 1570 日経レバ
寄り前ご提案レンジでの買い直し狙いを本線に、余力を多めに確保されている方は16,400円台も軽め追撃がおススメ。

△ 7779 サイバーダイン
厚労省が介護支援ロボットを公的保険制度の適用対象とする方針との報道を好感。10日線(580円)付近の値持ちに注目。

△ 4425 Kudan
ユニシス(8056)との協業開始を材料視。

  (会員サークルより 
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▼ 8515 アイフル(売)

昨日のメルマガ銘柄。寄りからの上放れ局面での空売りエントリー後、基本は先週末の太平電業(1968)と同様の即転で対処。

では 午後もよろしくお願いします。