一部昇格は確実か!キャンディル(1446)の立会外分売予想

2019年8月22日(木)~2019年8月27日(火)に立会外分売実施が予定されている、キャンディル(1446)の分売詳細情報です。

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キャンディルの立会外分売詳細

銘柄名キャンディル(1446)【東証マザーズ】
業種建設業
企業詳細住宅や商業施設の補修会社。住宅大手と親密。ホテル等の改修、家具取付も。全国に技術者配置。内装補修が戸建て、集合住宅とも好調。大口顧客の受注増え、単価も上昇。
発表日2019年8月14日(水)
分売予定日2019年8月22日(木)~2019年8月27日(火)
分売実施日2019年8月22日(木)
売買単位100株
申込上限6,000株
信用区分信用
分売枚数2,000枚(200,000株)
発行株式数比率約3.9%
分売総額2.89億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,499円
割引率1.96%
分売目的市場変更における形式要件の充足

キャンディルの株式データと推移

発表日終値1,446円
発表日出来高326枚
分売前日終値1,529円
分売前日出来高1,087枚
予想PER36.21倍
実績PBR2.57倍
株主優待9月末
100株以上…QUOカード3,000円分
予想配当利回り0.71%

キャンディルの業績データ

2019年9月(予想)2018年9月2017年9月
売上高(百万円)13,50012,23911,959
営業利益(百万円)485403334
当期利益(百万円)218171112
ROA(%)2.481.61
ROE(%)6.484.81
自己資本比率(%)42.234.6

キャンディルの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

昨年7月5日に東証マザーズに新規上場。
今回がはじめての分売実施となります。

分売目的

今回は東証一部における昇格要件を満たすために行われる分売となります。
ただすでに要件は満たしていることから、株主による売却目的がメインだと思われます。

流動性

現在の板は500枚、発表前の出来高平均は350枚程度と流動性はまずまずある。

株価・ボラティリティ

株価は上場以降しばらく停滞していましたが、好調な2Q決算による上振れ期待の買いで上昇トレンドに。

PER36.21倍・PBR2.57倍の株価は、同業他社と比較してかなり割高の水準。

新興銘柄だけあって株価変動は大きいです。

配当金・株主優待

年間配当は1株11円(分割後は8円)で利回りは0.71%

株主優待は9月末に100株以上保有で、3,000円分のクオカードがもらえる。
配当と合算したトータル利回りは2.65%

業績

今期業績は売上+10.3%・利益+20.3%と、4期連続の増収増益となる見込み。
3Q時点の利益進ちょく率は80%と、前年同期を上回っており上振れの可能性あり。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

分売枚数は標準的ですが、発行株式がそれほど多くないためやや重たい案件となります。
流動性はまずまずとあり買い材料も豊富に出たことから、需給面での心配はないでしょう。

株価は上昇トレンドが続いており、分売と同時に発表された分割(8月31日基準日)や増配一部昇格の材料でさらに上昇しています。
ただ指標的には買われすぎなので、ここからさらに上値を目指すと当日は軟調な展開になりそう。

来月に優待を控えているのである程度の下支えはありそうですが、あまり上がりすぎず実施までに値動きが落ち着いてほしいところ。
規模もやや重いため、条件と地合いを確認してから参加スタンスを決めたいと思います。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

株価は19日に1,788円の高値を付けて以降、大きな調整が入っています。
本日も売られて割高感がやや是正されたことはプラス要素。

ディスカウントはマザーズ銘柄としては渋すぎる条件
また最良買い気配(1,517円)から見ると実質1.1%しかありません。

買い需要はある銘柄なので利益は出そうですが、売却タイミングによっては損失となる可能性も。
地合いにも影響されそうですので、明日の板気配が問題なければ一部から参加します。

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