【勘流雑感】
昨日の米株は、欧州株高、小売り大手の好決算、利下げに積極的な姿勢を示した7月FOMC議事要旨などが買い安心感を高めて急反発。10年債金利が1.6%近辺まで持ち直した事でドル円も上昇し、日経先物は20,700円で取引を終えた。FOMC議事要旨についてはトランプ氏への苦言も呈されており、米国の政治金融当局間の軋轢を感じさせたが、週末のパウエル講演を前にして一旦は売り派が買い派に道を譲ったというところか。これにより本日の日本株は20,700円近辺での寄り付き後、引けにかけては20,600円台をコアレンジとする上下が予測される。明日のパウエル講演と市場の反応に関しては油断は禁物であり、日経先物に関しては21,000円オーバーと20,300円近辺までの急落の双方に備えるべきだが、個別全体では最近の日経高の恩恵を受けているものは限られるゆえ、仮に日経が急落してもダメージは軽減されそうだ。
 さすれば、昨日の20,400円台後半までを買い下がり、その後の20,700円台回復により半数以上を利入れたであろう先物に関しては、本日も押さば20,600円近辺までを買い、20,700円台後半から8月SQ値20,855円近辺にかけては残りも利入れにかけるスタイルで挑まれたい。個別に関しては6月中盤と同様のイメージにて幅広く種を撒きながら、流れ悪きは早期撤収を図り、芽吹くものへと資金を集約するスタイルを続行。

【勘流銘柄】
□ 6235 オプトラン
8/13 2,926円より 8/14 3,150円 +224 7%高
トランプ陣営のファーウェイ規制の一部延期による米ハイテク株高がオプトランにとって明確は追い風となるは時間の問題であろう。昨日は2,850円近辺までの押しを買い戻した後に、3,050円近辺まで急反発。目標とする価格帯を鑑みれば、本日も押さば買い、3,100円台も薄利は考えずに買い乗せから検討するが上策。

□ 6721 ウィンテスト
会員サロンでは8/14から参陣。月曜の155円までを買い去った後、昨日は終値で170円台を回復。仕掛け重視銘柄にはなるが、オプトラン同様に半導体セクターの出戻り機運も追い風としうるゆえ、5円、10円の小掬い狙いは端から考えずに170円台序盤も買い乗せ、、、、、、、、、、、、、、などでは部分利入れを図るスタイルを続行されたい。

□ 新たなる勘流銘柄
オプトラン、ウィンテストが動意を増しているゆえ、本日からはテーマ性を重視、7月暴騰の再現を期して新たなる短期志向に参陣。

(その他)
6875 メガチップス、9889 JBCC、2666 オートウェーブ

昨日述べた経緯から現値買い、動意初っ端の買い乗せ狙いで注目。サイバーダイン<7779>も強気策を続行。アエリア<3758>は利入れ優先。

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