2019年8月月間FX収支 +1,434,000円
最終更新日: 2019-9-2
2019年8月のドル円相場は約5円の値幅があった
2019年も早いもので8月が終わり、もう9月です。だんだんと涼しい日増えてきましたが、夏の疲れが出てくる時期ですね。
今年の夏は短く感じましたが、8月のドル円相場は目まぐるしく動いた月となりました。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
---|---|---|---|---|
2019年8月 | 108.754円 | 109.316円 | 104.452円 | 106.270円 |
月初は108~109円台だったのが、今では信じられないですよね(´×ω×`)
まだこの時には、トランプ大統領が第4弾の関税を発表する前でした。
米中貿易摩擦の再燃から大きく円高ドル安に
8月2日にトランプ大統領が追加関税を発表すると瞬く間に円高に動きましたね。8月は高値が109.30円、安値が104.40円なので、ほぼ5円の値幅がありました。
これって「2019年で一番動いた月なんじゃ?」と思うかもしれませんが、1月の方が5.5円と値幅は大きいです。
ただ1月はフラッシュクラッシュの局所的な動きだったので、実際は「8月の方が動いた」と感じている人の方が多いと思います。
では、ドル円の大きな局面となった2019年8月の相場を見直すと共に、2019年残りのドル円相場についても考えてみましょう!
これがトランプ・リスクだ!敏感で臆病な相場に…
8月のドル円相場では、特出するポイントが4か所あったのでチャートに番号をふって解説します!
前節でも述べた通り8月の大きな円高とランドを作ったのは、2日に発表されたアメリカによる「対中の第4弾関税発表」です。
なぜこのタイミングでトランプ大統領が発表したかというと…
- 7月の米利下げ幅が自分が望む結果でなかった
- ドル高に行きすぎないためのドル安誘導
- 中国の「建国70周年」前に打撃を与えたかった
- 2020年の次期大統領選に向けて早期に結果が欲しい
7月30~31日に行われた米中閣僚級交渉が不調だったのも相まって、勇み足ともとれる関税発動の発表を行いました。
市場の反応を見ても当然リスクオフの円買いが優勢となりました。「去年のようにまた関税での殴り合いが始まるの?」と不安を募らせた投資家も多いと思います。
それほど経済大国であるアメリカと中国の貿易戦争は、誰も望んでいないんですよね。
発表後の相場は、109円台からジワジワと下げて105円を割りそうなところまで円高が進みました。
②アメリカが対中関税の一部見送りを発表
「このまま円高が続くか?」と思われた13日に、今度は逆に関税の一部見送りが発表されました。
悲観的な相場となっていたためサプライズとなり、大きく円安に動きましたね。
③ジャクソンホール会合では追加利下げが示唆
8月23日に行われたジャクソンホール会議でのFRBパウエル議長の講演では、事実上の利下げ示唆が行われました。
- 米経済は良好
- だけど景気拡大のためにFRBは適切な対応をする
- 著しいリスクに直面する経済的「下支え」に取り組む
9月17日・18日で行われるFOMCで、追加利下げがあることは濃厚になりました。
今はそれが「25bpsなのか?」「50bpsなのか?」利下げ幅の問題と、「長期的な利下げサイクルに入るのか?どうなのか?」に注目が集まっています。
④土日の間に再度激化した米中貿易摩擦
9月の追加利下げが示唆された週末24日(土)・25日(日)の間に中国は報復関税を発表しました。
それに返す刃でトランプ大統領も反応し、週明けのリスクオフが懸念されましたね。
8月の最安値は窓明けの瞬間となり、104.40円とフラッシュクラッシュに迫る値まで円高となりました。
その後は買い戻される動きや米中関係を楽観視するコメントなどで、106円台まで回復しましたね。
相場は敏感で反応しやすい状態になった
8月のチャートを見るとわかると思いますが、大きな円高のトレンド後に急騰と急落ポイントがあります。
現在臆病風に吹かれているような相場で、ちょっとのことでも市場が大きく反応しやすくなっていますね。
トランプ大統領が何か発言をするよりも、こういった相場環境こそがトランプ・リスクだと私は考えています。
値幅が大きいので確かに稼げるポイントは多いけど、急変に警戒しなければいけないのが今のドル円相場ですね。
継続的な利下げシナリオなら安値更新は免れない
今月9月17日・18日には、FOMCが開催されます。そこでの追加利下げは、濃厚だと思ってOKです。
そして今後も続く継続的な利下げが示唆されれば、ドル売りのきっかけになります。
ここまで円高が進んだあとのドル売りですから、ギリギリ耐えた年初来安値も割って1ドル=102~103円台まで見えてきますね。
週足で見るとわかりやすいですが、2017年~2019年までの安値はフラッシュクラッシュになっています。
ここを割ると2016年11月の安値まで戻りますね。2016年11月って、まさにトランプ大統領就任の大統領選の時です。
さすがにここまで一気に円高が進むことは考えづらいですが、2016年の大統領選前だと100円割れもなくはないですね。
その前に103.50円など意識されるところがあるので、それだけ今後の利下げ動向に注意が必要ということです。
短期では雇用統計、中~長期ではFOMC
そして今週6日(金)には、米8月雇用統計の発表があります。
最近の統計結果を見てみると市場予想超えと予想以下を交互に繰り返しているような感じです。まだハリケーンの影響が出ていないのが、幸いなところですね。
市場予想を上回れば一時的な円買いはありますが、逆に下回れば追加利下げの後押しになるので来週以降の円高トレンドのきっかけになりかねません。
そして2週間後には、FOMCが控えていますね。前述した通り安値を更新するかは、利下げ次第になってきました。
7月の時よりも注目度は高まっていると思うので、今のうちからFOMCを見据えたトレードをしていきましょう!
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実は月間最高利益を達成!
私も月中くらいから気づき意識しないようにしていたのですが、8月は自身の月間最高利益を達成しました!
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ブログで公開する以前を含めても最高益ですね。
2018年12月から50lotに増やしていましたが、正直あまり結果が伴っていませんでした。
なので「やっと稼げた」という実感があります。なんだかんだ言ってもlot数を増やした結果、エントリーを逃したり、利確を早めたりと影響が出ていたんだと思います。
増やしてから9か月ほど運用して、「慣れてきたのかな」とも思っています。
ボラとトレードしやすいポイントに絞ったのが◎
また8月はボラティリティが大きかったのも、やはり大きな要因です。いくら調子が良くても値動きがなければ稼げませんからね。
そして8月は1回しかトレードしない週もありながら、4回トレードしたのも週が2週ありました。
ブログでも時々書きますが、「勝ち易きに勝つ」の実践が出来ていたと思います。
「ダメそうだな」「この形、苦手なんだよな」と思う相場でのトレードは避け、「これなら勝てそう」「こういうのは得意」というポイントでトレードができました。
一安心すると共に、9月以降も同じようなトレードができるように私も日々勉強ですね(๑´ω`๑)♡
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コメント (4)
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1. しょう
参考までにお聞きします。
FXを始めたのは10万円からとのことですが、資金が20万や30万を超えた後に20万30万を切らなくなったのは始めてからどれくらいたってからか覚えてますか? -
2. NORI
メイさんお疲れ様です!
先月は月間最高利益おめでとうございます( ^ω^ )金額見て驚きました!
先日の貯金ができない人の記事を見て、自分も本当に必要かどうかを深く考えずに買ってしまう事がたまにあります>_<
でもその積み重ねが大きい出費になる事を意識しないと、いつまでもたっても負のスパライルが断ち切れないですね('ω')
今後は家計簿をつけて収入と支出の管理していこうと思います^_^
ちなみにメイさんは家計簿つけていらっしゃるのですか?
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3. まるるん
社会情勢情報も盛り込まれていて
FXもそうなんですが読み物としても
ブックマークしています! -
4. メイ
コメントありがとうございます!
>しょうさん
明確には覚えていませんが、1年くらいまではまた追加で入金したりと勝ったり負けたりを繰り替えしていましたね。
>NORIさん
しっかりとはつけてないんですよね(´×ω×`)
なので先日の家計簿の記事ではちょっと困りました。
ただ大まかでも支出を管理することは大事なので、私もちゃんと家計簿を書こうと思っています!
>まるるんさん
ありがとうございます!ブログも結構な年月が書くので、文章を褒められることもうれしいです(๑´ω`๑)♡