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仮想通貨・ブロックチェーンの分析を手がけるトークンインサイト(TokenInsight)が「2019年第2四半期マイニング業界レポート」を発表し、2020年8月までにビットコインが2万ドルを超えると予想した。また、価格と高い相関関係を持つ採掘難易度は、年末にかけて価格を上回る勢いで上昇するという予測も出した。

トークンインサイトによると、ビットコイン相場の回復でマイニング業界も活気づいてきたが、それでも第2四半期はマイニング機器の供給が需要に追いつかなかった。今後もビットコイン価格が上昇する見込みであるとし、年末にかけてマイニングの採掘難易度のさらなる上昇を予測している。

2020年8月に2万ドル超

トークンインサイトは、コンピューターで大量の乱数を生成・試行することで近似解を求める「モンテカルロ法」を使って今後のビットコイン価格を予測。2020年にビットコインの95%信頼区間は1万7077.32ドルと2万3276.56ドルで、2020年8月14日に2万176ドルに到達すると予想した。

(出典:Tokeninsight「ビットコイン価格のシミュレーション」)

トークンインサイトは、このモデルはビットコインに影響を与える重要なイベントは考慮していないと指摘。マイニングのハードウェアや関連分野への投資に関するデータのみを基にモデルが作られていると強調した。

採掘難易度は価格を上回る伸び

トークンインサイトは、年末にかけて採掘難易度が価格を凌ぐ上昇率を上回ると予想した。

ビットコインの採掘難易度は、10分に1回のブロック生成を維持するため2週間ごとに変更される。一般的に、ネットワークに参加するマイニングのパワーが大きくなれば、採掘難易度は上がる。

歴史的にビットコインの価格とマイニングの採掘難易度は正の相関関係にある。

マイナーは、高度な数学の問題を解くことでビットコインのブロックチェーン上で取引記録を入れたブロックを生成する。

トークンインサイトによると、2019年の第1と第2四半期にマイナーが購入したマイニング機器が第3と第4四半期に納品される見込みであるほか、より高い計算力を誇るマイニング機器が導入されると指摘。ビットコイン価格の上昇が引き続き見込まれる中、2019年の後半はマイニングのパワーが増大して採掘難易度が上昇することになるとみている。

具体的には次のような予想を出した。

  • 保守的な予測:採掘難易度は14.74Tまで増加し、ビットコインの計算力は最大48%増加して、109EH/Sまで上昇する
  • 楽観的な予測:採掘難易度は17.14Tまで増加し、ビットコインの計算力は最大72%増加して、127EH/Sまで上昇する

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/tokeninsight-published-the-2019-q2-mining-industry-research-report 

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