恵和（4251）IPO上場承認発表と初値予想！

恵和（4251）がIPO（新規上場）承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日2社のIPO新規上場承認発表あったうちのもう1社です。すでにもう1社のジェイック（7073）の詳細については下記記事ですでにアップしております。

恵和（4251）の上場日は10月30日（水）で今のところ単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高まりにくい東証二部市場への上場ですが、IPO主幹事はIPO愛好家には人気の高い大和証券となっております。

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恵和（4251）のIPO（新規上場）情報

設立：1948年9月28日
業種：化学
事業の内容：光学シート、産業資材等の製造販売

恵和（4251）のIPO（新規上場）事業内容等

恵和グループは恵和株式会社及び台湾恵和股份有限公司（台湾）、惠和光電材料有限公司（中国）、ソウル恵和光電株式会社（韓国）、KEIWA Incorporated USA（アメリカ）の連結子会社4社で構成され「光学シート事業」「機能製品事業」の2つの事業に関する製品の開発・製造・販売を行っている高機能フィルムメーカーです。

【手取金の使途】
手取概算額1,143百万円及び第三者割当増資の手取概算額上限226百万円については、和歌山テクノセンターの設備投資資金に充当する予定であり、残額を借入金の返済に充当する予定であります。
（恵和のIPO（新規上場）目論見書より抜粋）

恵和（4251）のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

恵和（4251）の市場からの吸収金額はIPO想定価格770円としてオーバーアロットメント含め17.5億円と規模的に東証二部市場への上場としてはまだ小型サイズの部類に入るでしょうか。荷もたれ感は感じません。

お世辞にも業種は化学と人気化するセクターではありません。設立も1948年でおよそ70年以上の老舗企業。社歴から社会的信頼度は高いもののIPOとしては今さら上場感が否めません。ただホームページはかなり作り込まれているようで、とてもきれいです。

当然と言う表現はおかしいかもしれませんが、恵和（4251）の株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株はありません。既存株主には解除価格無しで90日間及び180日間のロックアップが掛かっています。ただし一部の株式（10万株）については公開価格の1.5倍以上となれば解除され売却可能となります。

上場市場は不人気市場となる東証二部市場、業種は化学と不人気セクター、事業内容も面白味が無く、設立およそ70年以上の老舗企業と、残念ながらIPO的にはどこにも魅力を感じません。探してもポジティブ材料も見当たりません。もちろん初値も期待できそうに無さそうです。ヒドい言い方ばかりしていますが、企業どうのこうのではなくIPO的にはということですので誤解の無いようお願い致します。

公開規模が東証二部のわりには大きくないため公募割れの可能性は低いかもしれませんが、初値高騰も無いでしょう。おおむね初値は公募割れも含めた公開価格前後といったところでしょうか。

この恵和（4251）の管理人の個人的なIPO参加スタンスはまずは大手初値予想会社の第一弾初値予想の見解を見てからと言いたいところですが、第一印象としては正直スルーの可能性が高そうです。もちろんIPO幹事団の中にSBI証券が入っているためIPOチャレンジポイントだけは狙いに行きますが。

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恵和（4251）のIPO（新規上場）業績等

恵和（4251）のIPO経営指標

恵和（4251）のIPO売上高及び経常損益