いかにも東証2部っぽい銘柄の登場です。「化学セクター」「漢字社名」「売上横ばい」「オールド企業」などなど、色々当てはまります。

恵和(4251)のIPO新規上場情報

keiwa

高機能フィルムメーカーです。スマホディスプレイなどの用途があります。一定数の需要はありそうですが、売上の推移をみていると成長性には乏しそうです。

想定価格は770円。主幹事は大和証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約17.5億円で、東証2部上場の中型案件となります。

東証2部上場銘柄ということで今のIPO地合いを考えると期待値はかなり低そうですね。東証2部でも業種に面白みがあれば良いのですが、今回は東証2部地味系ど真ん中銘柄かと思います。

想定価格の単価が安いので、割安性や買いやすさをアピールするような銘柄になると思います。しかしながら、だからといって買い手が入らない状況ですので第一印象的には公募付近での初値となりそうな気がしています。

keiwaseihin

ホームページの製品情報には同じカットのフィルムがずらり、渋いですが地味ですね・・・。

主幹事大和証券はChatworkが奮わなかったのでイメージ挽回できるでしょうか?ただ、この銘柄でイメージ挽回という感じではないかもしれません。

黒澤が保有している全証券会社25社の特徴と感想を随時更新

10月のIPOは数が豊富になっていますので、少しでも微妙と感じる銘柄はパスする方が増えるかと思います。その分、当たりやすいのですがリスクを取って取りに行くかは要検討したいですね。

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