おはようございます。

昨日のNY株式市場は反落。前日の大幅高の余韻やコンセンサスなりの好内容で着地した4−6月期GDP改定値(実質、年率+2.0%)を追い風に買い優勢でスタート。しかし、27,000ドル付近での上値抵抗感やウクライナ疑惑を巡るトランプ大統領の弾劾騒動が重石となって「債券買い・株式売り」が進行。昼ごろに26,803ドル(−167)まで下落した後、引けにかけては米中貿易交渉への期待が下支えとなって概ね26,900ドル台で底堅く推移。ダウ構成銘柄はナイキ、メルク、P&Gなど内需系が指数をサポート。

NYダウ 26,891ドル −79、ナスダック 8,030p −46
米10年債  1.700% −0.031、NY原油 56.41 −0.08
為替 107.83円/ドル、日経先物(12月限)21,970円 +110

NYダウのテクニカルは20日線をサポートランとしながら10日線に上値を抑えられる三角持ち合いを形成中。現状での相関性の高い米長期金利はFRBによる過度の利下げ期待への牽制、米中交易の最悪期脱出期待などファンダメンタルズが下支えになるとみていますので、NY株も「上値模索過程での日柄調整」優位と判断。ただし、米ディーラーが重要視するMACDが高水準で陰転しているだけに、「三角持ち合い下放れ → 26,000ドル付近までの下落」にも要警戒。

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□ 本日の展望 : 22,000円近辺での持ち合い継続
中間期配当落ち分(約160円)に対して日経先物12月限が110円上昇していますので、本日の日経平均は理論上、差し引き50円安、22,000円近辺での寄り付きが予想されます。引けにかけては週末のポジション整理やトランプリスクを警戒した売り物と、直近の騰勢に順じた押し目買いが交錯する方向感の乏しい流れが本線。想定コアレンジは21,850〜22,100円。

★ 本日の戦略 : 控えめの強気スタンス継続!
水曜寄り付き前にお伝えしたように、トランプ大統領の弾劾リスクは極めて低いために過度の警戒は不要。ただし、米民主党がマスコミを巻き込んで米投資家や消費者のマインドを低下させる( ≒ マーケットにダメージを与える)可能性までは否定できない状況です。

上記テクニカル不安も踏まえれば、本日も「現状の22,000円台はおまけ」を念頭に置いた控えめの強気スタンス継続が正攻法。
 
よって、3割+アルファの余力確保、余力ストレス玉の売却、手仕舞い条件の厳しめ設定などにより週明けの下押し警戒を優先しつつ、攻撃可能枠では「内需と外需、東証主力系と中小型株のバランス」に配慮しながら的を絞った小口逆張りスタンスで臨んでください。※ 注力すべきは内需系中小型株。

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