2019-09-29 07:54 | カテゴリ:勉強や投資情報
若い頃から投資を勉強する事は大事だと昨日書きましたが、決してそれは楽して金儲けするためではないです。

若い人は投資というとすぐこういう発想になります。
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これは間違いで、投資をしている人の9割が負けているのに、投資で楽をして儲けれるはずがないです。
若い頃から投資を勉強する事が大事な理由は昨日の記事で書いた「より多くの時間的リスクを取れる」という理由以外にも、以下があります。
・勉強出来る期間がより多くなる(学ぶ事は無限にありゴールがないから)
・経験を積める期間がより多くなる(経験に勝る勉強はないから)

・投資で稼げないと気づいても人生に与えるマイナスの影響が少ない
・投資で損失を出しても若いので少額となる可能性が高く金銭的ダメージが少ない


例えば逆に、定年退職した老人が投資を始めても、勉強する期間も短く、投資するには邪魔な知識や経験から予断が多く負ける要因になり、積める経験も少なく、投資をするのに一番不必要というか、あったら負けるプライドも高く、でもお金は持っているので、負けるのが当たり前なのに大金を掛けて失ってしまい、それが老後資金だった場合、人生が詰んでしまいます。

次に、【正しい投資の勉強法】いかに株で儲けるかではなく、いかに株で儲ける事は難しいかを学ぶべきです。
つまり、ランダムウォーク理論と効率的市場仮説から始めて、行動ファイナンス理論を学んで、結果として株とは大部分の人が負ける「敗者のゲーム」である事を理解した上で、それでも投資をしようという覚悟がある若者は、自分なりの効率的市場仮説を超越する方法を探求していくという勉強法を取るべきです。

それがファンダでもテクニカルでもフリーランチ(裁定取引等)でも手法(定率再分配ポートフォリオ等)でも自分だけの方法を勉強し、市場は1日として同じ事がなく、日々変わり続ける事から、勝てる方法を見つけてもいずれ勝てなくなるので、日々絶え間ない努力をし続ける事が重要となります。

その茨の道を歩む覚悟がないのであれば若者であっても最初から投資という世界に足を踏み入れるべきではないです。
その覚悟がないのであれば、若者ですらない人は言うまでもなく、絶対に投資をしてはいけません

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