おはようございます。

昨日のNY株式市場は急反落。朝方は買い優勢にて27,000ドル台を回復する場面もあったものの、9月ISM製造業景気指数が「2か月連続の50割れ& 10年3カ月ぶりの低水準」で着地すると状況が一変。景気後退リスクやテクニカル悪化(10日線からの下放れ)を重石に10時ごろに前日比マイナス圏に転落すると、午後は概ね26,600ドル水準での軟調な推移に。個別ではキャタピラー、3M、シスコシステムズなどが下げを主導。ナスダックも急反落にてテクニカル陰転ムードを強める格好。

日経先物は、米債券買い(金利低下・ドル円軟化)・株式売りのリスク回避トレードが逆風となって21,600円台まで下落。

NYダウ 26,573ドル +343、ナスダック 7,908p −90
米10年債  1.637% −0.036、NY原油 53.62 −0.45
為替 107.73円/ドル、日経先物(12月限)21,670円 −300

big (46)

□ 本日の展望 : 売り優勢 ± 先物需給
NY株安・ドル円安を嫌気した21,700円台での軟調スタート後、引けにかけてはNYダウ先物やドル円動向を睨んだ推移へ。想定レンジは21,600〜21,800円。弱気優位の市場マインドとテクニカルを踏まえれば、ドル円が10日線(107.80)を下放れる ≒ 107.50を割り込む場合には、先物での仕掛け売りを巻き込んだ21,500円の攻防にも要警戒。

★ 本日の戦略 : 今週中の急落は“勝負どころ”にあらず!
週初の‘今週の戦略’でお伝えしたように、9月下旬の22,000円台はおまけ(オーバーシュート)の反動、米中閣僚級貿易協議(10/10,12)までの日柄を踏まえれば、今週中の日経急落は一種の必然的な下げ。

よって、勝負どころと踏んだ強引な買い向かいやホールドは避け手仕舞い条件の徹底や「悩んだら買いは様子見・手仕舞いは実践」による弱腰スタンスが正攻法。

★☆Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。手仕舞い条件は徹底しつつも、メインシナリオである‘21,000円台後半のレンジ相場入り’を念頭に日経連動タイプを売却してきた経緯、テーマ株と中小型株のみのポジショニングで本日の日経急落を迎えているアドバンテージを生かすべく、買いレンジ内は腰を据えて買い下がるスタンスで臨んでください。

※ 本日は
太陽誘電(6976)、安川電機(6506)、イビデン(4062)、CKD(6407)など好トレンド日経連動タイプ銘柄の仕込み直しにも面白い局面となりそうです。ただし、目先の上下に一喜一憂するストレスの割に実入りは小さくなると想定されるため、攻めるなら厳しめの手仕舞い条件 & 多めの資金投入で短期回転狙い、悩んだら買いは見送りが得策。

同様に、ハイボラ銘柄に関しても大半の買い手が常時売り時を模索するマネーゲームの様相を強めやすい地合いですので、基本はノータッチがおススメ。

『 楽しみとやりがいのバランス! 』

では 本日もよろしくお願いします。
               
 

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