東証一部の貸借小型分売!トーホー(8142)の立会外分売予想

2019年10月08日(火)~2019年10月11日(金)に立会外分売実施が予定されている、トーホー(8142)の分売詳細情報です。

スポンサーリンク

トーホーの立会外分売詳細

銘柄名トーホー(8142)【東証一部】
業種卸売業
企業詳細業務用食品卸の最大手。前期買収で売上110億円乗る。食品卸はホテル向け伸長も仕入れ値上昇で想定未達。スーパー客足鈍い。物流費上昇も重く一転減益。
発表日2019年9月30日(月)
分売予定日2019年10月08日(火)~2019年10月11日(金)
分売実施日2019年10月08日(火)
売買単位100株
申込上限500株
信用区分貸借
分売枚数1,228枚(122,800株)
発行株式数比率約1.1%
分売総額2.28億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,597円
割引率2.98%
分売目的株主による売却

トーホーの株式データと推移

発表日終値1,858円
発表日出来高94枚
分売前日終値1,646円
分売前日出来高683枚
予想PER34.62倍
実績PBR0.81倍
株主優待1月末
100株以上…買物割引券など
予想配当利回り2.82%

トーホーの業績データ

2020年1月(予想)2019年1月2018年1月
売上高(百万円)230,000217,666207,631
営業利益(百万円)1,4001,6371,838
当期利益(百万円)550849458
ROA(%)0.990.57
ROE(%)3.501.85
自己資本比率(%)26.730.0

トーホーの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

今回が初の分売実施。

分売目的

開示に記載されている通り、株主による売却のための分売となります。

流動性

現在の板は200枚以上、発表前の出来高平均は150枚程度と流動性はそこそこ。

株価・ボラティリティ

ここ半年の株価は下落基調となっていて、9月はじめには業績下方修正もあって年初来安値(1,656円)を記録しています。

PER34.62倍・PBR0.81倍の株価は、同業他社と比較してやや割高。

ボラティリティは平均程度。

配当金・株主優待

年間配当は1株50円で利回りは2.82%

株主優待は1月末に100株以上保有で、「トーホーストア」や「A-プライス」などで使える100円割引券50枚がもらえる。

業績

今期業績は売上+5.7%・利益-14.5%と、連続増収ながら3期連続の減益の見込み。
2Q決算時点の進ちょく率も5年平均を下回っています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(6)

枚数は多くなく、発行株式1%程度の小型案件となります。
貸借銘柄であることから、現在は少し出来高が増えています。

株価は発表直後に100円程度売られており、下値は9月に付けた年初来安値が意識されそう。
指標的には割高感のある価格帯なので、空売りが入ってある程度は調整してほしいところ。

業績は良くなくバリエーション的にも買いやすい水準ではありませんが、分売としては貸借×小型で利益は狙えそう。
地合いと条件が問題なければ参加する予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
B(7)

発表以降下落基調となり、本日も後場に売られて引けています。
ディスカウントは約3%と、値を下げたのにも関わらずしっかり値引きされたことは評価できます。

分売価格は2014年以来の1,500円台と値ごろ感があります。
空売りもそこそこですが入っており、分売価格を割って始まる可能性は小さいと思います。

流動性も高くなっており、安定したリターンが狙えそう。
競争が激しそうですが、各社から参加して配分を狙う予定です。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする