【勘流雑感】
 昨日の米株はISM製造業景気指数、ADP民間雇用調査に続いて、ISMの非製造業景気指数も市場予想を下回ったために、売り先行から一時25,700ドル台まで売り込まれた後、最終的には前日比122ドル高の26,201ドルで取引を終えた。FRBが景気悪化に歯止めをかけるために利下げを実施するとの期待感が株価を支えたとの見方が通説だが、単に売り派の買い戻しにより反発しただけのこと。妄想ではあるが、ウォール街や国際財閥がトランプ政権の対中方針の温和化とFRBに利下げ方針を強要するために、9月の株高を演出して落下地点を引き上げ、統計局や調査会社と結託して予想に反するデータを揃え、公表と同時の売り仕掛けでもって両者に圧力をかけているようにも映る。
 株安によるトランプ政権の出方は来週、FRBの動きは月末にならねば判明せぬが、少なくとも数日の日本株は21,200円水準を底辺とする底堅い動きが期される。ただし、即時21,500円をすっきり抜けるリバウンド相場を期待するは楽観的ゆえ、本日は戻り売りにて現金枠を高め、今晩の米雇用統計が株価にプラスに作用するのを確認してから本陣を前に移動する意識で挑まれたい。
 本日も先物は開店休業が無難。小口勝負ならNYダウ先物を攻め入るも面白い。
 個別に関しては、市場の悲観心理に抗わず流れ善きものは強気、流れ悪きは売りにて処すスタイルを続行。

【勘流銘柄】
□ 9419 ワイヤレスゲート

9/25 679円より 10/3 795円 +116 17%高
8月下旬から9月上旬にかけての提唱時には短期3割高を達成。昨日750円近辺までの調整を使って買戻しを図ったら、本日は7●0円付近も買い乗せ、一段高にて再度部分利入れに回られたい。

■ 新たなる勘流中期指向
昨日に続いて中期指向を一本追加。一連の日経急落の傷痕修復を強いられるディラー連中の集結を利用した上値追い期待で着手。■ 昨日からの新提唱も米中閣僚級貿易交渉を前にした眼前の下げは買い好機。

(その他)
8848 レオパレス、3697 SHIFT

直近注目中の銘柄群は流れ悪きは戻り売り、これらに関しては強気続行にて挑む。

1458 楽天225Wブル(売り)
買い玉のヘッジとして反発時は粛々と売り直す。

4397 チームスピリット
S教授提唱中。早晩1927円を抜けてくるなら早そうだ
何かしら参考になっていれば是非に
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