【勘流雑感】
 先週末の米9月雇用統計は非農業部門の雇用者増が予想から9000人少ない136,000人となった一方で、失業率は3.7%から3.5%水準に低下。ISM製造業景気指数の悪化も絡めて米経済の悪化を訴える声も多いが、大半はトランプ政権の政策運営に起因するものであり、潜在成長率が低下しているとは思えぬ。失業率が50年ぶりに3.5%まで低下している現状では、前述の雇用増は10万人でも合格点といえよう。国内においても7−9月期の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用する公的資金の運用実績が2兆円規模の黒字になった事実よりも、既に開始されている消費増税を先々の景気悪化に強引に結び付けたがるポンコツな政治家やマスコミが存在するが、世界的な中銀の低金利政策によりマーケットは定期的に小バブルを起こしうる環境は今後も続こう。
 さて、今週のマーケットでは後半の米中貿易協議が注目されるが、連休も控えている日本株は前半に戻りを試した後、日和見ムードにて週末を迎える可能性が高そうだ。予想レンジは21,200円から21,700円。
 さすれば、先物での売り方主導、仮初の堅調相場が目される本日は、個別については新規銘柄への種蒔きを拡張しつつ、先物は21,500円台をサラリと、21600円台後半があれば厚めにショート玉を入れるが上策。NYダウ先物は大半を利入れ先行。

【勘流銘柄】
□ 9419 ワイヤレスゲート
9/25 679円より 10/3 795円 +116 17%高
8月下旬から9月上旬にかけての提唱時には短期3割高を達成。先週750円近辺までの買い戻しの後、今週も700円台中盤は強気に処しながら800円近辺からはパラパラと利入れを交えられたい。800〜1,000円目標は不変。

□ 新たなる勘流短期指向
先週の日経暴落を種蒔き好機と踏んだ ■ 6000番台中期指向、□ 3000番台短期指向に続く、10月3発目の新規買い提唱。勘流銘柄としては前回も短期20%超の上昇を記録した相性の良いものだけに、眼前の押しを粛々と拾いながら、初動も買い乗せる気概で挑まれたい。

(その他)
3300 AMBITION

ドコモからのRPAサービス受託を材料視した月初の急騰を利用せんとする輩による、更なる上値追いが期される。

8848 レオパレス、3697 SHIFT
良好な背後需給とチャートつきの見栄えの善さを考慮し、今週も押さば買いにて強気続行。

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