10月7日週のFX収支は「+149,000円」ドル円相場は108円台半ばまで円安に
最終更新日: 2019-10-13
ドル円相場はリスクオン→108円半ばまで上昇
台風すごかったですよね…。あなたの周りは大丈夫でしたか?
埼玉も荒川を始め河川の氾濫がありましたが、なんとか私の住んでいる周りは泥が運ばれてきたりする程度で生きてます(´×ω×`)
さて台風が週末に押し寄せてリスクオフとなっていた関東地域とは逆に、ドル円相場は米中摩擦のリスク後退から108円台半ばまで円安が進みました。
先週は1カ月ぶりに安値を更新し、テクニカル的に見てもリスクオフ要因が多かったですが、終わってみればきれいに右肩上がりで上昇しています。
では今週のドル円相場の出来事をおさらいすると共に、来週以降の相場についてみていきましょう!
米中関係改善もまだリスクオフは残る?
週明けのドル円相場は、アメリカが中国へ向けて「資本フローの制限を検討している」などとけん制をしていたこともあって、106円台で伸び悩む展開となっていました。
しかしながら9日(水)に発表されたFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨では、バランスシートの拡大再開が発表されリスクオン材料となりました。
さらに立て続けにプラス材料が並びました。
- FRBがバランスシート拡大再開
- アメリカがファーウェイへの一部製品の供給を許可
- 11日にトランプ大統領と劉鶴副首相の会談
- 中国側もアメリカの大豆・豚肉などの輸入拡大
タイミングを測ったかのようにズラっと米中関係を改善させる報道が行われました。実際タイミングを合わせていたと思います。
これによってNYダウ平均株価も上昇し、107円くらいで停滞していたドル円相場も108円台まで円安が進みました。
米中関係は第1段階で合意
さらに週末になるとトランプ大統領は劉鶴副首相後、「貿易戦争の終わりに非常に近づいている」と米中が緩和に向けての第1段階の合意したことを明らかにしました。
来年に控えた次期大統領選へ向けて、これが緩和への最後のシナリオなのか?またはいつものパフォーマンスなのか?
正直もう疑心暗鬼でわからなくなってはいますが、今までよりも緩和に対する期待は大きく、ドル円相場は約2か月ぶりに108円半ばまで円安となっています。
米中首脳会談で摩擦は終結?
トランプ大統領は、今後3~5週間ほどで文章をまとめ、11月17日・18日に開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)に合わせた米中首脳会談で最終合意に至るという意向のようです。
問題は、まだ2か月あるという点です。
今後何もなく米中首脳会談で最終的な合意がなされればいいですが、2か月はトランプ大統領の気変わりしない期間としては長すぎます。
とはいえ、来年末に控えた次期米大統領選までに「米中関係で一定の成果を出したい」という気持ちもあるはずです。
タイムリミットが迫っている中で、今までのように手のひらを返すのか?この2か月は変わらず、終結を迎えるのかは注意が必要ですね。
米中問題が終結したら、今後は標的をFRBに変えてきそうな気もしますけどね(´×ω×`)
来週は米経済指標とブレグジットの行方に注目
ドル円相場は週末にかけて急伸をしたので、週明けに反落がある可能性が高いです。
いくらリスクオンが進んだと言っても、慎重派は安易に乗っからないように注意しましょう。
また来週は14日(月)こそ休場ですが、米経済指標が目白押しです。
- 15日:ニューヨーク連銀製造業景気指数
- 16日:米9月小売売上高
- 17日:ベージュブック
月末29日・30日にFOMCを控える中で上記経済指標の結果が悪かった場合、利下げ予測に拍車がかかりドルが売られる展開になります。
また17日・18日にはEU首脳会議があり、19日はブレグジットのEU離脱申請期限を迎えます。
来週末のポジション持ち越しは危険?
かなり困難を招いているブレグジットですが、もしイギリスが合意なきEU離脱となった場合、EU離脱申請の期限は19日(土)ですから週末にパニックを迎える可能性があります。
パニックになった場合、金融市場は21日(月)の朝にその影響を受けます。最悪、かなりの急変に巻き込まれる可能性がありますね。
もちろん決まった訳ではないですが、ちょうどそういった局面であることを認識することは重要です。
自分でコントロールできるリスクは、できるだけ少なくしましょう( ・`ω・´)キリッ
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2勝1敗ながらも内容はあまりよくないトレード
関東地方は、週末は台風の影響で「トレードできなかった」という方も多いと思います。
私も停電などを考え、エントリーしませんでした。実際自分の家は落ちませんでしたが、Twitterで見てると同じ駅の向こう側の地域などは停電が起きていたようですね(´×ω×`)
フィボナッチ・リトレースメントは、10月1日高値と3日の安値で結んでいます。
8月27日安値と9月19日高値でも見ていましたが、23.6%・38.2%とかなりラインが重なるので細かく見れる10月の方で解説していきます。
23.6%と107円を超えたところでエントリーです。しかし、すぐに押し戻されて即損切りとなりました。
#ドル円 107円アタック…まだちょっと時間かかりそうだし、タッチしてもすぐ押し戻されそうですね?
— FX投資家メイ @ ドル円FXトレーダー&ブロガー/ FX初心者/弾劾/罷免/利下げ/円高/円安 (@fxsasakimei) October 7, 2019
何か材料あれば違うんだろうけど…あ、トランプさんはノーサンキューで? pic.twitter.com/8AnnqqmVR5
その日の夕方に自分もツイートしていたように、何か材料がないと突破できなそうな形だったので早めに手じまいしました。
しかしその後すぐに中国側が「米国と一部合意する準備がある」が報道…夜中には107円台半ばまで急伸していますね(´×ω×`)
「タイミングさえ違えば…」というこういったトレードは、後々も尾を引いて後悔しがちです。
だからと言って時間が戻る訳でもないですし、スパっと諦めるのが大事ですが、人間なのでなかなかそうもいかないですよね。
「不安的な相場の時は、突発的な要因での急伸・急落も視野に入れる」これを運と考えずに自分の中に消化するためには、こういった考え方が必要ですね(✻´ν`✻)
明けて次の日です。夜中の急伸から「どこかで戻ってくるだろう」とタイミングを待っていました。
ドルも伸び悩み、38.2%のラインを割ってきたところでエントリーです。
正直前日の動きを見て、「107円あたりまで20pipsとれればいいや」というエントリーでした。
一度107.10円当たりでもたつきましたが、米長期金利の低下や米中関係悪化の報道が入り、106.89円まで下げましたね。
少し反発してきたところで利確しました。損切りは、こちらも107.30円あがりで入れていましたね。
さらに翌日は、一度106円台にいったドル円が戻ってきたところでエントリーしました。
小幅ですが急伸する場面があったので、釣られて買いエントリーです。38.2%のラインも越えてきていたのも材料となりました。
しかし動きはその時だけで、翌日に控えた米中閣僚級通商協議を前ににらみ合いの展開へ。
24時になる前に「動きがなかったから閉じよう」と思っていたので、少しのプラスですが利確しました。
細かく見るとヒゲが伸びている場面が多数見受けられます。それほど敏感だったことや不安定な相場だったこともわかりますね。
米中関係が改善されたとはいえ来週もまだ油断はできない相場なので、しっかりとストップを入れてトレードしましょう!
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