【勘流雑感】
 昨日の米株は連日の上値追いの反動や前月比マイナスの小売売上高がネックとなって反落。もっとも、26,900ドル台ではチャートなりの押し目買い、ブレグジットを巡る英EU交渉への期待、バンカメの好決算などが下支えとなった。今日から明日にかけてのEU首脳会議にて合意なきブレグジット回避見込みがさらに強まるようなら月末に向けて23,000円を試す動きも期待される。
 ただし、英政府と英議会の軋轢、トランプ大統領と取り巻きだけが大騒ぎしている米中部分合意も鑑みれば、米10年債金利の1.7%超え、NYダウの27,000ドル超え、日経平均22,500円超えなどは違和感が強いため、短期的には「株価調整やむなし」くらいの気構えで取り組むが善かろう。
 さすれば、今月下旬の米FOMCにかけての日本株は22,000〜22,600円ゾーンで保ち合う流れを前提に、本日も先物は売り主体で挑む。具体的には、昨日22,600円近辺から22,450円割れまでの下落により前日の急騰による損失の一部を補填したら、本日は22,550円以上があれば22,650円までを売り上がり、(英EU協議に警戒すべく)大半をデイトレにて回されたい。22,700円オーバーは撤収。
 個別に関しては、市場心理が日経高ほど改善されていないどころか、主眼が博打買いか売り逃げに二分されているフシが見受けられるゆえ、過度の乱高下銘柄での即回転に固執することなく、タツタ電線を中心に上昇ベクトルがしっかりしているものを粛々と回されたい。

【勘流銘柄】
□ 8848 レオパレス
10/9 275円より 10/10 294円 +19 6%高
短期16%高を果たした9月上旬以来の提唱。前回同様に、、、、、、、、、、、によるM&A思惑に絡めたハイエナ筋の玉集めが期される。広い意味での復興関連の側面も追い風となりそうだ。

■ 先週末からの中期指向
10/11 484円より 10/16 504円 +20 4%高
東京オリンピックや5G普及に加えて、、、、、、、、、、先週末の台風19号の影響などを背景に本業面での業容拡大が目される。本日も押さば粛々と。

銘柄はここに記す。
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(その他)
1808 長谷工、1893 五洋建設

先日の台風の爪痕は未だ甚大であり、市場心理の気迷いも絡めれば相場の中期化も目される。カナモト<9678>、西尾レントオール<9699>などとともに押さば買いにて注目されたい。

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