おはようございます。

昨日のNY株式市場は小幅に反発。ブレグジット条件における英国とEUとの合意、モルガンスタンレーや機械大手ハネウェルの決算などを好感して一時27,112ドルまで上昇したものの、前日の決算を嫌気されたIBM株の大幅安、ブレグジットを巡る英議会内での不透明感などを重石に、午後は27,000ドルを挟んだ持ち合いに終始。NYダウや日経先物のテクニカルは、直近高値圏での小動きにより「上昇トレンド中の利確消化による日柄調整」優位の格好。

NYダウ 27,025ドル +23、ナスダック 8,156p +32
米10年債  1.750% +0.005NY原油 53.93 +0.57
為替 108.62円/ドル、日経先物(12月限)22,510円 +50

big (23)

□ 本日の展望 : 高値持ち合い
NYなりの買い優勢のスタート後、引けにかけては昨日同様に動意の乏しい推移へ。11時発表の中国7−9月期GDP、9月小売売上高、鉱工業生産などのマクロ指標に関しては 米中部分合意前のデータのために注目度が低い事や当局の予定調和(水増し)による無風通過がメイン。想定レンジは22,350〜22,600円。

★ 本日の戦略 : 日柄調整を念頭に押し目買い下がり!
ブレグジット条件は英政府とEUとの間では合意に至ったものの、英議会の承認は極めて困難。“合意なきブレグジット”に関してはマーケットは既に相応部分を織り込んでいると判断していますが、現実的になった場合の反応には不透明感も残ります。よって、来週前半に関しては22,200〜22,600円レンジの持ち合い(日柄調整)をメインシナリオに据えつつ、22,000円割れ(値幅調整)への備えも整えて週末を迎えたいところ。

具体的に、本日は3割+アルファの余力確保を優先しながら、攻撃可能枠に関しては流動性高めの好トレンド銘柄押し目買い狙いで臨んでください。ポジショニングに関しては、日経連動タイプと中小型株のバランスに配慮。※ マザーズ指数が連日で9月来安値を更新しているムードの悪さから、新興銘柄に関しては目立った悪材料がないまま連鎖的に投げ売られている銘柄も散見されますので、中小型株狙いも東証1部から検討していただくのがおススメ。

〜(略)〜

【ウォッチ銘柄】
△ 3559 ビーバンドットコム
17日付で東証本則市場への指定替えを申請。

▼ 5713 住友金属鉱山
4−9月期連結税引き前利益は従来予想の320億円を下回る300億円強で着地したとの報道。

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『 思考経路・規律の進化! 』

では 本日もよろしくお願いします。