ファンペップ(4881)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日IPO新規上場承認発表があった3社のうちの2社目です。1社目のINCLUSIVE(7078)についてはすでに別記事にてご紹介させて頂いており、残りの1社カクヤス(7686)についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。このファンペップ(4881)で12月は19社目となります。

ファンペップ(4881)の上場日は12月20日(金)で先日ご紹介させて頂いたスペースマーケット(4487)と先ほどご紹介させて頂いたINCLUSIVE(7078)3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はまたもやみずほ証券となっております。

ファンペップ(4881)のIPO(新規上場)情報

設立:2013年10月11日
業種:医薬品
事業の内容:機能性ペプチドを用いた医薬品等の研究開発事業

ファンペップ(4881)IPO上場承認

上場市場東証マザーズ
コード4881
名称ファンペップ
公募株数4,505,000株
売出し株数0株
オーバーアロットメント675,000株
IPO主幹事証券みずほ証券
IPO引受幹事証券SMBC日興証券
SBI証券
いちよし証券(前受け金不要
エース証券
藍澤證券
岩井コスモ証券
東洋証券
極東証券
水戸証券
上場日12月20日
仮条件決定日12月2日
ブック・ビルディング期間12月4日~12月10日
公開価格決定日12月11日
IPO申し込み期間12月12日~12月17日
吸収金額16.3億円
想定価格315円(31,500円必要)

ファンペップ(4881)のIPO(新規上場)事業内容等

ファンペップ(4881)は大阪大学大学院医学系研究科の研究成果である機能性ペプチドを医薬品、化粧品及び医療機器等として開発することを目的として、機能性ペプチドに関する大学発の技術シーズを幅広い分野に応用した創薬系バイオベンチャーです。

ファンペップのビジネス・モデルは大学の機能性ペプチドの研究成果の中から、実用性の高いプロダクトについて、共同研究を行い、シーズをインキュベーションし、実用化への橋渡しを行います。これに基づいて、医薬品、機能性化粧品及び医療機器として開発し、製薬企業等とのパートナリングにより、ライセンス契約料、ロイヤリティ収入を獲得することで事業を発展させていきます。
ファンペップ(4881)IPOビジネスモデル

ファンペップの公式サイトより引用)

これはあれこれ説明するよりもわかりやすく上手に作られた下記の公式動画を見て頂いた方が早いかもしれません。よくわからないので文章での説明が難しいと言うのが正直なところです^^;
ただし下記動画再生時は音が出ますのでくれぐれも音量にご注意下さい。

5分で分かるファンペップ

【手取金の使途】
手取概算額1,295,549千円及び第三者割当増資の手取概算額上限195,615千円を合わせた手取概算額上限1,491,164千円については、抗体誘導ペプチドFPP003、抗体誘導ペプチドFPP004及び新規開発品の開発費、研究費及び研究開発実施のための人件費にそれぞれ充当する予定であります。
(ファンペップのIPO目論見書より抜粋)

抗体誘導ペプチドとは標的タンパク質(病気の原因となるタンパク質)の働きを阻害する抗体を体内で産生させる機能性ペプチドのことを言い、抗体誘導ペプチドは、体内で抗体を長期間にわたって産生させる作用を持つことから、バイオ製造施設で人工的に製造する高価な抗体医薬に対して、安価な代替技術となる可能性を秘めています。

抗体医薬と抗体誘導ペプチドの違い
ファンペップ(4881)IPO抗体医薬と抗体誘導ペプチドの違い

ファンペップ(4881)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

ファンペップ(4881)の市場からの吸収金額はIPO想定価格315円としてオーバーアロットメント含め16.3億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型~中型サイズとなります。

創薬系バイオベンチャーとあって業績はもちろん赤字での上場となります。ただし公募株のみの売り出し株無しということでベンチャーキャピタルの保有株はありますが、投資家全般から敬遠されやすい出口(イグジット)案件ではありません。

赤字のバイオベンチャーと聞くとつい構えてしまいますが、第一印象は売り出し株も無く単価も低いため良さげな雰囲気を感じます。もちろん同日上場や怒涛のIPOラッシュという点は考慮していない見方ですが。

そしてこのファンペップ(4881)のIPO主幹事はみずほ証券ということでホットイシューでない1,000円未満となるため200株~300株のセット配分かと思いきや、なんとすでに500株1セットでの配分が決まっているようです。

ファンペップ(4881)IPOみずほ証券

IPO株数が45,050枚と多くあるのでさすがに当選の二文字が見れるかと思いましたが、500株1セットとなると通常とあまり変わらない株数となりそうです。嬉しやら悲しいやら複雑な気分です^^;

そして肝心のこのファンペップ(4881)のIPO参加スタンスですが、100株配分であれば、リスクは少ないので全力申し込みで行こうと思いましたが、500株配分となるとビビってしまい躊躇しています。

よってまずは大手初値予想会社の第一弾初値予想の見解及び仮条件設定を見てからの判断にしたいと思います。いつも中途半端ですいません。

そしてまったく話は変わりますが、今日も日経平均株価は上昇しました。もう一カ月ほど前からしつこく申し上げていますが、日経平均株価は下がりませんよ。年末に掛けてまだまだ騰がります。超大口が買いまくってますからね。

もちろん投資は自己責任ですが、現在日経平均株価に連動したとある株式を保有していますが、今日で含み益が50万円を超えました。もちろんまだまだ余裕のガチホです。今しばらく下がる理由が無いですからね。

日経平均株価連動株式含み益(2019.11.18)

ファンペップ(4881)のIPO(新規上場)業績等

ファンペップ(4881)のIPO経営指標
ファンペップ(4881)IPO経営指標

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