SBIネオモバイル証券がIPOの取り扱いを開始します。11月30日サービス開始ですので12月のIPOラッシュで数多くの取り扱いがありそうです。

sbineomobileipo

ただ、取り扱いには少し特徴があるのでおさらいと狙い目の使い方を考察してみたいと思います。とりあえず特徴の一つはタイトルにもある「ひとかぶIPO」ということです。

1単位100株のものを、いわゆる端株の1株にして申し込み者に割り当てるので当選確率は高くなりますが、一人頭の金額は100分の1で非常に小さいですね。ちょっとした小遣い程度の楽しみということになりそうです。

SBIネオモバイル証券 口座開設

SBIネオモバイル証券は手数料体系からもともと端株購入に適した証券会社サービスのイメージがありますのでIPOも端株扱いにしているのは良いと思います。

「ひとかぶIPO」の特長を見ていきましょう

「1株単位で申込ができるので少額から申込が可能」

申込みが少額なので資金の用意が少なく済むのは良いですね。ただ、逆を言うと利益も少なくなります。

「配分は抽選方式だから、誰にでもチャンスあり」

優遇枠も付いているようで「若年優遇」「取引継続優遇」というのがある模様です。若年層の少額取引に手厚いサービスをしようという思惑が見えますね。

「業界トップのIPO取扱銘柄数だから申込機会が多い」

SBI証券への配分を一部回して委託販売するもようです。 100分の1にするので10枚あれば1,000の当たりが作れますので、申し込み機会が多いと同時に当選確率も高そうです。

「発行価格決定後に株数を入れるだけなので、誰でも簡単に申込が可能」

申込みは発行価格決定後ですね。後期抽選型の一つになりそうです。

これを見る限りだと、SBIネオモバイル証券の中でIPOはお楽しみ要素として使っていくのが良いと感じました。基本は以前も書きましたが、手数料体系の仕組みから端株売買と相性が良いです。端株で株取引を楽しみながらIPOをプラスして申し込むのが良いかと思います。

SBIネオモバイル証券の口座開設完了、Tポイントで端株投資口座の予定

※注意点

株式の売却は上場初値が付いた翌日から。Tポイントでの購入は不可。

初値売といったことは出来ない模様です。まぁ1株程度ですからじっくりと売買してお小遣いゲット感覚で良いのではないかと思います。それよりも当選が多くなりそうなので、IPOに参加できる楽しみが増えるような気がします。

SBIネオモバイル証券 口座開設

参加条件ですが口座開設の他に、クレジットカード登録が必要です。登録完了には1~2週間程度かかるようなので12月のIPOに間に合うようには急いだほうが良いですね。

そのほか、「ネオモバ株アプリ」をダウンロードして、そこから申し込みを行うみたいなのでアプリが起動できる端末が必要になります。

SBI証券の割当分が回ってくるので申込機会も当選機会もかなり高そうです。なかなかIPOは当たりませんので、こういったところでちょこちょこゲットするのもいいと思います。端株取引と合わせて利用がオススメです。