FXの「勝ちやすい曜日・勝ちにくい曜日」私のトレード収支も比べてみた
最終更新日: 2019-11-29
FXはどの曜日が一番勝ちやすいのか?
先日ブログコメントで興味深い質問がありました!
質問なのですが、年末年始以外はどういう特徴があると捉えていますか?
例えば夏はこう動く傾向があるとか。10月は~とか。
また、曜日に関しても何かあれば聞きたいです!
火曜日は~で、金曜日は~でとか。
私のブログでは、季節や月での相場のアノマリーや時間帯については何度も触れてきましたね。
しかし、曜日の解説はしていませんでした。また自分のFX収支が「曜日別でどれだけ違うのか?」を知ることは、勝ちやすさを見つける上で重要なことです。
今回は為替相場・FXの曜日特性について、勝ちやすい曜日・勝ちにくい曜日を明らかにします!
基本的に「月曜日・金曜日・その他」の3パターン
「どの曜日が勝ちやすいんだろう?」と考えた時に月曜日から金曜日までの5択のように考えそうですが、曜日特性は大きく分けて以下3パターンに分かれています。
- 月曜日
- 金曜日
- その他(月金以外の火曜日・水曜日・木曜日)
なぜ3パターンかと言えば土日がトレードできないことによって、週の初めと終わりは特殊な相場になるためです。
個人的には「月曜日≧その他>金曜日」の順で勝ちやすいと思っています。詳しくは次節で解説します。
月曜日の為替相場の特性
- 窓明けという特殊な時間がある
- 先週の相場の流れが影響しやすい
- 土日の出来事の影響が出やすい
- 逆に何もないと様子見が多い
週初めのトレード開始時「窓明け」という特殊な時間が存在します。月曜日は、様子見をしているトレーダーさんも多いですよね。
先週までの流れを引き継ぐことが多いのと土日で為替に影響する出来事があった場合、早い時間から動くこともあります。
逆に何もないと方向性がなく、みんな様子見になりやすいのも月曜日の特徴です。
コロナ禍になってから土日の間に政治的な発言・ツイッターでのつぶやきなどが増え、月曜日のボラティリティが増えたように体感しています。
勝ちやすい反面、急な変動も起きる可能性があるのが月曜日ですね。
金曜日の為替相場の特性
- 雇用統計が発表される曜日
- 週終わりでポジション調整が起きやすい
- 為替への影響が翌週に持ち越されやすい
- 時間が遅くなればなるほど相場が乱高下しやすい
月に一度発表される米雇用統計は、毎回必ず金曜日に発表されます。発表がある週は、雇用統計まで様子見で動きが少ないことも多々ありますね。
月曜とは逆に「翌週にポジションを持ち越したくない」というトレーダーが多いため、ポジションを閉じる動きなどの調整により相場の参加人数が少なくなります。
そういった投資家心理も働くため為替に影響するニュースが出ても、金曜日の相場には直撃せず→翌週の相場に反映されるという現象も起きます。
また曜日が土曜になってからも朝方まではトレードできます。(FX会社によってクローズ時間は若干異なる)その時間帯はポジション調整を狙ったスキャルピングが盛んに行われることもあり、乱高下しやすいです。
私がデイトレーダーなこともあり、あまりトレードしたくないのが金曜日ですね。
その他(月金以外の火曜日・水曜日・木曜日)の為替相場の特性
- 比較的落ち着きレンジ相場になりやすい
- 中3日間は曜日よりも時間帯や経済指標の方が重要
- 木曜日の夜中はFOMCなど主要指標が多め
火曜日から木曜日までの中3日は、比較的落ち着いた相場になりやすいです。
なので曜日感覚よりかは、時間帯や経済指標の発表に注意が必要ですね。
それでも今年利下げが始まったことなどもあり、木曜日の夜中はFOMC声明発表など大きく動く場面も存在します。
FX初心者さんであれば、火曜日・水曜日・木曜日のいずれかで始めたら比較的入りやすいかもしれません(✻´ν`✻)
私の過去収支は水曜日が一番勝ち、火曜日が一番負け
私の2019年9月1日~11月24日までの約3か月間のトレードを曜日別で検証してみました。
分かりやすく「トレード回数・合計pips・平均pips・勝率」を出してみます。上記の3パターンを意識しながら見てください!
曜日 | トレード回数 | 合計pips | 平均pips | 勝率 |
---|---|---|---|---|
月曜日 | 7回 | +63.8pip | +9.11pips | 57.0% |
火曜日 | 6回 | +36.0pips | +6.00pips | 50.0% |
水曜日 | 8回 | +130.8pips | +18.95pips | 75.0% |
木曜日 | 5回 | +79.1pips | +15.82pips | 80.0% |
金曜日 | 1回 | +17.0pips | +17.00pips | 100.0% |
合計 | 27回 | +326.7pips | +12.10pips | 67.0% |
自分でもちょっと驚いたのですが、直近3ヶ月間で金曜日のトレードはたった1回のみでした。
そこまで意識していたつもりはなかったのですが、デイトレーダーですし潜在的に金曜日を避けていたのかもしれません。
水木が比較的好トレード、月火は安定していない
トレード回数は、「水曜日>月曜日>火曜日>木曜日>>>金曜日」のような順で金曜日以外は、そこまで大差なかったですね。
ただ平均pipsと勝率を見てください。金曜日は除外したとして、明らかに「月曜日・火曜日」と「水曜日・木曜日」で差が出ています。
もちろん3ヶ月というサンプルの少なさもありますが、今年のドル円相場を表しているようですね。
「土日の間にトランプ大統領の発言→週明けの相場に影響→週明けは難しいトレードが要求される」こういった場面が何度もありました。
そしてこれは、2020年も続きます。米中関係が進展したとはいえ、まだ完結した訳ではありませんからね。こういった特性を見抜くと自分でリスクを回避することが可能です( ・`ω・´)キリッ
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曜日を意識した方がFX収支は良くなる
上記は私の場合なので、あなたも一度曜日別でFX収支を検証してみてはどうでしょうか?
特に私は専業ですから、曜日によってFXにあてる時間が変わることはありません。
しかし兼業・副業トレーダーの場合、「○曜日は残業しなければ」など曜日による縛りが出てくるはずです。
本業もFXも両立させるために自分が勝ちやすい曜日を知っておくことは、利益の安定に必ず近づきます。それこそ「勝ちやすきに勝つ」の実践ですね!
私もここまで曜日を意識したことがなかったので、かなり参考になりました。専業トレーダーをやってると曜日感覚もちょっと薄れますしね(´×ω×`)
季節・曜日・時間など様々なことを検証して、あなたが一番利益の出せるところで勝負をしましょう(๑´ω`๑)♡
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コメント (3)
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1. 坂本 雄一
こんにちは、メイさん(^_^)ノまたまた、これはありがたい記事ですね!自分は、曜日、気にしておりませんでしたが、メイさんの今日の記事を読ませていただき、少し意識しようと思いました、ありがとうございます(o^^o)
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2. メイ
自分もここまで偏っていたことに気づいていなかったので、よい機会となりました(๑´ω`๑)♡
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3. AWFXclub@おじさん
検証にはいろいろな切り口があるんですね。参考になります。