東証一部の貸借分売!第一カッター興業(1716)の立会外分売予想

2019年12月10日(火)~2019年12月13日(金)に立会外分売実施が予定されている、
第一カッター興業
(1716)の分売詳細情報です。

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第一カッター興業の立会外分売詳細

銘柄名第一カッター興業(1716)【東証一部】
業種建設業
企業詳細切断・穿孔工事が主力。外壁工事会社がフル寄与。主力の切断・穿孔工事は地方の高速関連工事増だが、五輪需要は前期で一巡し、首都圏の工事量が減少。
発表日2019年12月02日(月)
分売予定日2019年12月10日(火)~2019年12月13日(金)
分売実施日2019年12月10日(火)
売買単位100株
申込上限500株
信用区分貸借
分売枚数2,000枚(200,000株)
発行株式数比率約3.3%
分売総額3.65億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,726円
割引率2.98%
分売目的株主による売却

第一カッター興業の株式データと推移

発表日終値1,827円
発表日出来高27枚
分売前日終値1,779円
分売前日出来高768枚
予想PER9.30倍
実績PBR0.94倍
株主優待なし
予想配当利回り1.25%

第一カッター興業の業績データ

2020年6月(予想)2019年6月2018年6月
売上高(百万円)15,70014,87116,283
営業利益(百万円)1,7301,7602,187
当期利益(百万円)1,0801,2511,487
ROA(%)9.6212.76
ROE(%)12.5117.01
自己資本比率(%)79.374.3

第一カッター興業の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

ここ10年での分売実績はありません。

分売目的

実施目的に記載があるとおり、上位株主による売却案件となります。

流動性

現在の板は200枚以上、発表前の出来高平均は50枚程度と流動性はそこそこ。

株価・ボラティリティ

ここ1年の株価はおおむね1,600円から1,800円台で動いております、
8月末に1,500円台まで沈んだ後は、切り返して底堅い値動きになっています。

PER9.30倍・PBR0.94倍の株価は、同業他社と比較してやや割安

一部銘柄だけあって比較的安定した値動きが続いています。

配当金・株主優待

年間配当は1株22円で利回りは1.25%
今期は2円増配。

株主優待はありません。

業績

今期業績は売上+5.6%・利益-1.7%と、増収ながら連続減益となる見込み。
1Q決算の進ちょく率は5年平均と同水準。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(6)

枚数・規模ともに中型の案件。
出来高は発表翌日こそ増大しましたが、すでに細くなっていることが気になるところです。

株価は需給悪化懸念でやや売られており、1,700円台前半での値決めとなれば値ごろ感が感じられそう。
貸借銘柄なので空売りが順調に積み重ねれば、当日のリターンが期待できる。

割高感はなくリスクも低いことから、条件に問題なければ参加する予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
B(7)

発表翌日に売られてからは1,700円台半ばで底堅い動きをみせており、本日もやや上昇して引けています。
懸念だった流動性はまずまず改善されましたので、需給面の不安はなさそうです。

空売りもそこそこ積み上がっていて、当日の買い戻しによる上昇も期待できそう。
割引率も良く、反発が期待できる水準での値決めとなったこともプラス要素となります。

地合いも問題ないことから、資金の許す限り各社から参加する予定です。

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