【勘流雑感】
 昨日の日本株はニュートラルゾーンの23,300円まで反発。ただし、米株は安値から2日目にして上げ足が鈍っているゆえ、米中協議次第では世界的なリスクポジションの縮小による22,500円近辺までの下押しが警戒される環境に変わりはない。今晩の米雇用統計も株価ベクトル形成の決め手にはならぬであろうが、10月以降良いところなしの売り派にとっては来週末のメジャーSQまでに一発は急落を演出して一矢報いたいはずゆえ油断は禁物。無論、当仮説はショートでのリターン獲得を狙うものではなく、底値を見極めた本体の出陣による大勝利を目すためのもの。
 さすれば、本日の先物も23,200円近辺までの買い向かいによる小口勝負にとどめ、60ー80円幅の小掬い狙いに処すが善かろう。23,150円割れは撤収。個別に関しては米中協議、来週のIPO本格化などによりまっとうな資金群は様子を見ざるえない状況だが、周囲に煽られたパチンコ売買は身を崩すだけ。持ち株の手当てに力を注ぎながら、全体の成り行きを確認する一日とされたい。

【勘流銘柄】
・6166 中村超硬
昨日のメンバーサロンでは満を持して新規提唱としたが、1,050円以下とした買い条件未達のまま、1,053円寄り付きから1,313円までの24%高を撮り逃す体たらくとなった。さすがにここからの新規買いは芸がなさすぎるゆえ提唱としては外すが、その他としてギャンブル対象で挑まれたい。

■ 中期指向2銘柄
本日中はこれらに集中しながら、米中協議の先行きが鮮明になってきた場合や目先筋の狼狽ムードを待って本格的に指導するが上策。

(その他)
6182 ロゼッタ

IPOの資金作りのための売りにより3,600円をも割り込むならパラパラと種を撒くが面白い。

【雑記】
政府が26兆円もの経済対策をまとめた。経済成長は諸外国の動向も絡むゆえに楽観視はできぬが、日本経済の先行きを危ぶむのであれば、一致団結して景気改善に取り組むが責任ある者の振舞いであろう。この期に及んで桜を見る会の方が大切な朝日毎日などのマスコミやポンコツ政治家の存在意義がいよいよ不明になってきた。

何かしら参考になって居れば是非に
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