フクビ化学工業(7871)の立会外分売予想

2019年12月17日(火)~2019年12月20日(金)に立会外分売実施が予定されている、
フクビ化学工業
(7871)の分売詳細情報です。

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フクビ化学工業の立会外分売詳細

銘柄名フクビ化学工業(7871)【東証二部】
業種化学
企業詳細建築資材軸の合成樹脂製品製造加工の大手。柱の建築資材は非住宅軸に伸びる。積水化学工業から前期譲受した高性能断熱ボード事業などで内装建材は順調。
発表日2019年12月10日(火)
分売予定日2019年12月17日(火)~2019年12月20日(金)
分売実施日2019年12月17日(火)
売買単位100株
申込上限1,000株
信用区分信用
分売枚数1,100枚(110,000株)
発行株式数比率約0.5%
分売総額0.63億円(分売発表日終値ベース)
分売価格548円
割引率2.49%
分売目的株主による売却

フクビ化学工業の株式データと推移

発表日終値576円
発表日出来高164枚
分売前日終値562円
分売前日出来高254枚
予想PER8.33倍
実績PBR0.38倍
株主優待なし
予想配当利回り3.10%

フクビ化学工業の業績データ

2020年3月(予想)2019年3月2018年3月
売上高(百万円)42,00041,01040,177
営業利益(百万円)1,7001,7661,361
当期利益(百万円)1,4001,3461,315
ROA(%)2.782.78
ROE(%)4.454.49
自己資本比率(%)62.891.3

フクビ化学工業の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

今年3月以来の分売実施。
前回(分売枚数:1,000枚、割引率:2.85%)の結果は、始値+0.2%・終値+0.9%となっています。

分売目的

開示に記載されてる通り、株主からの売却案件となります。

流動性

現在の板は150枚程度、発表前の出来高平均は100枚以上と流動性はそこそこ。

株価・ボラティリティ

株価は前回の分売以降動きのない展開が続いてましたが、8月に上期業績を下方修正したことで下落。
その後500円を下回る価格まで売られましたが、市場の回復もあって反発しています。

PER8.33倍・PBR0.38倍の株価は、同業他社と比較して割安と言える。

直近の値動きはかなり小さくなっています。

配当金・株主優待

年間配当は1株17.5円で利回りは3.10%

株主優待はありません。

業績

今期業績は売上+2.4%・利益-3.7%と、6期連続増収ながら減益となる見込み。
また中間決算の進ちょく率が5年平均を下回っており、通期達成の雲行きがやや怪しくなっています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

枚数は多くなく、発行株式0.53%の小型の分売となります。
普段の流動性は低く、もう少し改善されないと厳しいかもしれません。

前回と規模は似ており、条件も同じようになれば若干のリターンは狙えそうでしょうか。
株価水準は割安であり、下値では比較的堅い値動きとなっていることはプラス要因。

低単価の小型分売でリスクこそ小さいですが、条件が悪いと利益が出なさそう。
流動性が改善されてディスカウントも良ければ参加の検討をします。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(6)

本日は一時550円台まで売られましたが、すぐに買われてあまり調整することなく引けています。
割引率は前回より渋くなったことは残念です。

ただ値決めは10月下旬以来の株価水準であり、一旦の反発が期待できることはプラス要素。
流動性も少しですが改善されているので、寄りで割って始まる可能性は低いと思われます。

下値は堅くリスクは限定的なので、得られる利益は低いもののとりあえず参加で良さそう。
地合いの急変さえ起きなければ参加する予定です。

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