【勘流雑感】
 昨日の日米株は米中部分合意にあやかった買いが一服。外人部隊のクリスマス休暇や実質1週間となった2019年相場も鑑みれば、本日も平穏で退屈な相場展開が予測される。個別においても雰囲気に流されてキャッシュ化を進める動きが強まりそうだ。さすれば、超短期回転を目すならIPOやハイボラ銘柄での博打、まっとうな資産拡張戦術なら功を焦らず年初も視野に入れた種蒔きに徹するが善かろう。なお、先週末から今週頭にかけての飛び乗り買い後、株価下落により戦々恐々としている投資家層が急増しているゆえ、勘流銘柄戦術としては大胆な陣形変更を進め、彼らの狼狽売りを利用する準備も進めていく。
 先物に関しても23,800円までを買い下がり、60−80円幅の小掬い狙いで昨日のロスを埋める程度の低き目標意識で挑まれたい。23,750円割れは撤収。

■ 勘流戦術 指針の転機 
 12月序盤の下落局面を「晴天続きで乾いた土地にとって待望の降雨」と説明しながら、6323 ローツェ(9%高)、3491 GAテック(4%)へと果敢に攻め入り、12/15の米国の対中制裁第4弾発動リスクに関しても「小難しい事は考えず、テクニカルなりの強気続行」として3935 エディア(21%高)、3747 インタートレード(4%高後にロスカット)へと戦局を拡大。

11月後半に仕掛けた 2693 YKT(21%高)、4420 イーソル(22%高)、4317 レイ(10%高)、8202 ラオックス(買値トントンで撤収)も鑑みれば、時流の読み、個別戦術ともに粗方期待通りに警戒している。

そして、2019年相場が実質的に残り1週間となった本日からは、前述のように投げ売り層の拡大、外人部隊の動向などを鑑み、足元のみならず年初に視野を広げた取り組みへと移行する。

ベテラン投資家が空売りの誘惑にかられ、9月以降の材料株祭りに参加できなかった層が穴狙いの難解な戦いに苦戦しているのを横目で見ながら、■ 火曜からの中期指向、□ 本日からの短期指向などを目先の軸とした覇道を邁進されたい。 

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