各月のIPO配分枚数の結果から分かる注目すべき点

IPO上場から3ヶ月後に、顧客にIPO配分を行った各証券会社の配分数量の結果が日本証券業協会より公表されます。その公表結果の注目すべき点をお伝えさせて頂きます。

IPO上場の配分枚数の結果(2019.9上場銘柄)

2019.12.23更新 
9月上場銘柄
6銘柄(HPCシステムズ・Chatwork・ギフティ・サイバーバズ・アミファ・ピービーシステム)が上場しました。

岡三オンライン証券の完全抽選配分枚数が2枚に増加している銘柄が出て来ました。今後の状況も注視して参ります。

松井証券の配分枚数100%が相変わらず多く発生しています。当選確率高いので当選チャンスです。

各月のIPO上場の配分枚数結果 過去分はこちら

IPO当選確率・配分枚数についての留意点

「IPO当選確率・配分枚数表」は2019年2月~は各銘柄情報記事の中に有ります。

・IPO抽選参加時の当選確率は、実際の確率と多少の差異は発生しますが、IPO抽選参加の目安には十分に活用出来る数値になっております。

IPO当選確率は、各証券会社の各数値の予測から算出しております。各数値とは、完全抽選配分枚数・口座数・IPO抽選参加率などを加味してます。尚、予想外に人気化や不人気化した場合は、予想の当選確率との差が大きくなります。(その場合でも、当選確率高順位は変わり無いです)

大和証券は完全抽選15%、チャンス抽選10%の配分なので、合わせて25%の抽選配分が有り、当選確率が他社よりも非常に高い。(主幹事が多くて抽選配分がダントツで多いので当選確率が非常に高い)

SMBC日興証券は、ステージ抽選が2019年3月~導入されて、新規口座開設者はステージ抽選対象なので当選確率がアップする。(配分枚数は、完全抽選10%、ステージ抽選5%)(完全抽選枚数が1桁(10枚未満)の場合、ステージ抽選は行われない事が判明しました)

松井証券は幹事の場合、100%抽選配分にしている場合が多いので当選チャンス。

auカブコム証券は、実際の配分枚数が予想よりも大幅に増加する時が有ります。(通常は三菱UFJ証券の5%~10%位)

・委託幹事で配分枚数が有るが、枚数が不明の場合、「有り」で表示しています。(松井証券楽天証券などは5枚の時が多い)

・「完全抽選予想枚数」はBB期間に若干減る場合が有ります。

・BBが積み上がらない場合、配分枚数が減る事が多いです。

・いちよし・丸三証券・岡三証券は配分枚数5枚未満は完全抽選対象外です。

・「実際の配分枚数」が判明するのは上場して3ヶ月後になります。