大発会の日経平均は大幅続落。米国とイランの対立激化を警戒した軟調スタート後、昼ごろには23,148円(−508)まで下落。引けにかけては108円水準でのドル円の底堅さが支えとなり、23,200円台で持ち合う展開に。東証主力株はエネルギー、不動産、ハイテクの一部にしっかりとした推移が見受けられたものの、総じて軟調に推移。

中小型株も主役クラスは冴えない中、8746 第一商品、9867 ソレキア、5216 倉元製作所、6734 ニューテック、4485 JTOWER、6255 エヌピーシー、4251 恵和、82126 理経、6208 石川製作所、6203 豊和工業、7721 東京計器などに短期資金が流入。

日経平均 23,204円 −451、Topix 1,697 −23
225先物(3月限)23,100円、ドル円 108.03円/ドル
NYダウ先物 28,477ドル −125

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 9793 ダイセキ
20年2月期経常益予想を102億円から109億円に上方修正。地合い柄、吹き値待ちの空売りで注目。

△ 1712 ダイセキ環境ソリューション
20年2月期営業益予想を10.4億円から12億円に上方修正。

△ 3121 マーチャントB
20年3月期経常益予想を1.2億円から1.6億円に上方修正。割り切り対象でケア。

△ 6232 自動制御、6838 多摩川HD etc
本日の逆行高銘柄から、エントリーしやすいテクニカル形状、出来高、テーマ性を有する3銘柄をスイング狙いで注目。

    (会員サークルより >>Sラボ参加案内

☆ 8023 大興電子通信 
12/24 1,045円 → 12/27 1,167円 +122 11.6%上昇
Ai・クラウド・「ローカル5G」関連としての切り口、19年3月期からの業績拡大基調などを背景に国内ディーラー筋の断続的な株集めが見込まれます。 

昨年末の「買い直しが効きにくいままの下値切り上げ歩調」を踏まえれば、目先の地合いなりの下押しは買い増し好機!明日もマイルドな調整局面はコツコツと。

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■ 後記 : 明日の日本市場は、昨年末からの大幅安の反動によるリバウンド基調が本線。ただし、NY株やドル円の底打ち感が乏しい場合には節目の23,500円水準が上値抵抗帯となる一方、外部環境の更なる悪化に際しては「23,000円の攻防」に注意したいところ。

また、テクニカル悪化銘柄の急増により「連鎖的投げ売りリスク」の高まりも警戒されます。売買条件は、全体戦略でお伝えしているポジション全体のバランスを配慮しながら、日々微調整していくのがおススメ。

では 本日もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非!