1億円を目指すなら、小型株だ | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

100万円からスタートしたブログ用口座残高が1000万円をずいぶん越えてきた訳ですが、このくらいの金額で株式投資をやるのって、とても楽しいですね。運用資産が1億円を越えてくると、余りに小さな小型株を機動的に運用するのが、だんだん難しくなって来ます。1日の出来高1000株みたいな株を1ヶ月かけて1万株買っても、まだ500万円。みたいなことになってくると、私がこのブログで皆さんにお勧めしている、これだと思う小型成長株を5~10株保有するという戦略が、かなりしんどくなって来るのです。
逆に言うと、「これから一億円目指して頑張るぞ!」という方には、とてもオススメの戦略と言えるでしょう。
プロや既に何億円も運用している名人の戦略を真似してもイマイチ上手くいかないのであれば、小者ならではの優位性を最大限活かした戦略を採用すると良いのです。
一日の出来高1000株でも、1000株程度の保有なら、まぁ何とかなります。
と、いっても機械的な損切りはやめた方が良いでしょう。あなたの売りで、株価を何%も下げてしまいます。
少しずつ何回かに分けて買い、何回かに分けて売る。この味のある売買ができる人は、一つレベルが上の投資家だと思います。
出来高が少なく売買がしにくいことを流動性リスクと言いますが、それがあるから割安に買える。で、狙い通り成長し人気株になったときには、流動性リスクがなくなり、割安さも解消されるため、成長+割安さの解消により、驚くほど株価は上昇し、しかも、出来高が増えるため、売却も容易になるのです。
何かのスポーツやコンクールで県大会優勝を目指すより、はるかに簡単だと思います。1億円。
ただ、何の勉強も練習もせずに勝てるほど甘くはないだけです。