2020年1月月間FX収支 +729,000円
最終更新日: 2020-2-1
2020年1月のドル円相場は3円以上の値幅に
2020年ももう1ヶ月が過ぎ2月になりましたね。
ドル円相場は、年始から大きく動きました。年明けは、中東問題によって昨年末からリスクオフを引きずっていましたが、軍事衝突のリスクが後退すると一気にリスクオンムードとなりましたね。
17日(金)には、昨年5月以来の高値110円台へ突入しました。
新型コロナウイルスが為替相場にも大きく影響
しかしその後は日本でも話題になっている通り、新型コロナウイルスの被害拡大が世界的なリスクオフへ発展しましたね。
ではまず2020年1月のドル円相場を復習すると共に、2月以降の相場のシナリオを考えてみましょう!
「一難去ってまた一難」長いトレンドが形成されない
2020年1月のドル円相場の要点をまとめてみます。
- 年明けはフラッシュクラッシュ警戒の様子見が強かった
- 中東情勢の悪化によって一時107.65円まで円高が進んだ
- アメリカが「軍事報復しない」ことを表明して円安ドル高へ転換
- 1月15日に米中協議・第1段階合意が無事署名(円安要因)
- 1月17日に約8カ月ぶりの高値を更新(110.28円)
- 1月後半は新型コロナウイルスの被害拡大によって株安→円高が進行
- ドル円相場は109円で下げ止まりを見せるも未だに被害拡大の余地あり
欧米諸国のクリスマス休暇は2日に明けていますが、今後も数年はフラッシュクラッシュ警戒の動きは出ると思います。
昨年1月3日に起きたことですから、今年から出た新しい動きですね。これはトレーダーなら必ず覚えておいてください。
リスクフオフが重ならなかったのが唯一の救い?
昨年末から1月へかけて、3つのリスクオフが存在しました。
- 米中貿易摩擦(アメリカvs中国)
- 中東情勢(アメリカvsイラン)
- 新型コロナウイルス(主に中国だが世界的規模)
この3つの時期がうまい具合にズレたことは、不幸中の幸いだったように感じます。
もしこれらが重なってしまっていたら?年始からの円高が継続して、110円を超える高値更新はあり得なかったですよね。
全ての要因が正常化された訳ではない
かといって、全ての要因が解決した訳ではありません。
第1段階合意に署名した米中関係も第2段階合意へ向けては、難色を示しています。今は「一時休戦」といった形です。
アメリカとイランの関係性も実はまだ火種がくすぶっています。イランでは、日本の四十九日にあたるアルバイーンという儀式が死後40日目にあたります。アメリカが殺害したソレイマニ司令官の命日から40日後は、2月10日~12日ごろです。(正確な日付は非公開)
そして2月11日は、イランの「革命記念日」なのです。ちょうどその日とぶつかることで、イランからしたら絶好の日になります。
不安を煽る訳ではないですが日本でも新型コロナウイルスの感染者が出てますし、この3つのリスクオフは2月も大きく影響します。
2月以降のドル円相場はどうなる?シナリオを想定
悪いニュースばかりに目をやると「2月もリスクオフが継続か?」と思ってしまいます。
日本でも新型コロナウイルスの感染者が出ているし中国人の来日が多かったりと影響を大きく感じてしまいそうですが、世界的に見ればそこまでの懸念材料ではないのかな?とも感じます。
リスクオフが一服し、リスクオン継続シナリオ
1つは現在のリスクオフが一服し、1月3週目までのリスクオンの勢いを取り戻すシナリオです。
1月30日にはWHO(世界保健機関)が緊急会合を開き「緊急事態宣言」をしました。しかしながら、ドル円相場への影響は一時的でしたよね?
これは緊急事態宣言をしたものの「人や貿易などに制限を与えなかった」ことによって、逆に安心感が生まれたためです。この影響で米長期金利は上昇、株価も上昇しています。
日本だと隣国で起きていることですし、マスクなども売り切れて渦中にいるので気付きづらいですが、世界的な規模で見れば被害拡大の鈍化で、これ以上のリスクオフは生まれない可能性が高いです。
米経済指標の悪化やリスクオフ再発シナリオ
新型コロナウイルスに関しては上記のように一服する可能性が高いですが、それは為替相場への影響ですね。正直私も日本にいながら怖さを感じています。
今後日本での被害拡大や今までの予想を超えたスピードでの拡大、「中国が公けにしていない事実の発表」などをした場合は、再度リスクオフで影響する可能性もあります。
また2月7日(金)には、米1月雇用統計も控えていますね。前回は市場予想を下回りパッとしない結果でした。1月も市場予想割れの指標が目立ちましたね。
先日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では政策金利据え置きとなりましたが、肝心の米経済が伸びない限りはFRBも見方を変えてくるかもしれません。
また前節でも述べた対中国、対イランとの関係性も今後注目です。特にイランの革命記念日は、第3次世界大戦の始まりにならないように祈っています。
12月に比べれば納得いくトレードができた
取引ごとの約定履歴は、週間FX成績で全て公開しています
たった5回しかトレードできなかった2019年12月に比べるとトレード回数を増やして、プラスを出せているので今月は納得のいくトレードができたと思います。
今週は一度だけ30日(木)に109円を割ったところで売りエントリーしていますが、-13,500円とマイナストレードになりました。詳しくは明日の週間収支記事で解説しますね!
ドル円相場を月間通してみればアップダウンがあってトレードしづらかったようにも見えますが、しっかりとボラがあったので「利益を伸ばせたよ」という方もいるのではないでしょうか?
2019年の年間利幅も最少を更新し、「ドル円相場は値動きが小さい」なんて言われてがちですが、今月くらい動いてくれれば私も他の通貨ペアに手を出さずにドル円に集中できますね!
感染症などリスクオフで相場が動くのは嫌ですが、2月のドル円相場も動きがありそうなので継続して利益が稼げるように頑張ります!
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コメント (2)
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1. にし
質問させていただきます。時間足についてですが、今年からfxを本格的にやろうと思い勉強してるのですが、初心者にはどのくらいの時間足がおすすめですか?トレードスタイルによって変わるとは思うのですが、めいさんの初心者は「〜分足」がいいよと言うのがあれば教えてください。
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2. メイ
コメントありがとうございます!
>トレードスタイルによって変わるとは思う
本当そうですが、もしにしさんが1分足でトレードしていたら危険です。こちらの記事にその理をまとめてありますよ!↓
FX初心者がよくやる失敗「1分足チャートでトレードしてはいけない」その理由→