【勘流雑感】
 先週末の米株は新型肺炎の世界的な悪影響への警戒心、需給悪化を嫌気した狼狽売りによって28,200ドル台まで暴落。その後も世界各地での新型肺炎の感染拡大、中国人の渡航制限など暗い材料ばかりが目立っているだけに、本日の日本株は22,500円割れを視界に入れた軟弱な流れが予測される。現況での22,000円中盤までの下落は、新型肺炎に対する正味のリスクを株安が追い越している印象も強いゆえ、経験則からは今日明日中に短期リバウンド、週末以降にかけてもう一段下がったところが底打ちとなるとみている。
 ただし、これは新型肺炎のみに注目した相場展望。明日のトランプ大統領の一般教書演説にてまっとうな経済政策が示されぬ場合や米中協議の停滞を示唆する事案、中東での地政学的リスクの高まりなどに際しては、暴落第二波が訪れる事も頭の片隅に留め置かれたい。
 すなわち、本日の急落も「苦し紛れの新規買い」は見送って、現金枠を多めに残した傍観策を主戦術とするが上策。抽象的な物言いになるが、株価の乱高下とともに一般投資家の多くが思考停止に陥るのを見計らって腰を上げるが善かろう。先物に関しては22,600円割れがあれば本日もストレッチ感覚で買い、100〜150円幅での即回転を目す。

何かしら参考になっておれば是非に
   ↓


会員制情報サロン GSvs勘助 
ディーラー連中や一般投資家が襲来してくるであろう銘柄を先んじて拾うだけのこと。先週中に現金枠を多く確保できている者は、本日からの □ 新たなる短期指向で探りを入れるが善かろう。

GS・勘助参加要項はここに
 ↓   ↓

     >> 入会案内