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2020年「米大統領選が為替相場に与える影響」とは?過去3回の選挙時の相場を元に考察

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最終更新日: 2020-2-4

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  • ついに2020年・米大統領選が始まった

    アメリカの現地時間で2月3日(月)に今年の米大統領選へ向けた候補者選びの初戦がアイオワ州で開かれました。

    民主党のアイオワ州党員集会に集まった候補者たち

    民主党のアイオワ州党員集会に集まった候補者たち

    実際の投票日は11月3日(火)ですので、ちょうど9ヶ月後になります。

    「こんなに早くから始まるの?」と思う方もいるはずですが、これから9カ月をかけて米大統領選は争われます。

    大まかですが、米大統領選のスケジュールをまとめてみます!

    2020年・米大統領選挙のスケジュール

    日付 イベント 影響度
    2月3日 アイオワ州党員集会
    2月11日 ニューハンプシャー州予備選
    2月22日 ネバダ州党員集会
    2月29日 サウスカロナイナ州予備選
    3月3日 スーパーチューズデー
    7月13日~16日 民主党全国大会
    8月24日~27日 共和党全国大会
    9月・10月 両党の大統領候補による討論会
    11月3日 大統領選投開票日 当日

    こう見るとかなり長いですよね。今月中も3つの州で予備選挙があります。

    きっとあなたが知っている大統領選挙は、トランプ大統領とヒラリー氏が議論している場面ではありませんか?

    2016年米大統領選時のテレビ討論会

    2016年米大統領選時のテレビ討論会

    このシーンは上の表だと9月・10月に行われる「両党の大統領候補による討論会」にあたります。大統領選のスケジュールでみるとかなり終盤であることがわかりますね?

    日本のメディアでは米大統領選の報道があまりされないこともあって、4年前も現地アメリカ人との温度差が問題視されました。

    なので「トランプ大統領になってビックリ!」という人がほとんどでしたよね?米大統領選に関しては、自分から情報をとりにいかないと「日本メディアの報道とは違う結果になった」ということになり兼ねません。

    簡単に米大統領選の仕組みを解説

    今回が「トレーダーとして経験する初めての大統領選だ」という方もいると思うので、FX初心者さんにもわかりやすく超簡単に米大統領選の仕組みを解説します。

    実は二大政党以外からも立候補はできるのですが、現実的に考えてその方が大統領になるのは極めて難しいです。それは日本の政治を見ていてもわかりますね?

    なので極論を言ってしまえば、共和党・民主党が代表を1人ずつ決めて争うのが大統領選の典型的な形です。

    両党の代表となる公認候補者は7月と8月に行われる全国大会で決定するのですが、ちょうどその辺りが選挙スケジュールの折り返し地点となります。

    米大統領選による為替への影響は全国大会後?

    両党の全国大会までは、そこまで大きな影響は出ないと見て問題ないです。ただスーパーチューズデーと呼ばれる大きな州の予備選が集中する3月3日は要注意です。

    予備選の結果次第では、各党の大統領候補も変わってくるためですね。もう来月のことなので、それまでの予備選に関してもちょっとずつチェックしていましょう!

    では過去3回の米大統領選時の為替相場を確認しながら、どれくらい為替・ドル円相場に影響が出るのか?解説します!

    過去の米大統領選がどれくらい為替へ影響を与えたか?

    それでは過去の米大統領選がどれくらい為替・ドル円相場に影響を与えたのか?過去3回の大統領選を振り返りながら見てみましょう!

    上記に書いた通り為替への影響は、公認候補者を決める全国大会の8月頃から出始めます。選挙の年の8月から翌年1月の就任式までの5ヶ月間を見てみましょう。

    2016年・米大統領選挙時のドル円相場:月足

    2016年・米大統領選挙時のドル円相場:月足

    2016年8月~2017年1月までのドル円相場

    始値 高値 安値 終値 値幅
    102.17円 118.66円 99.54円 112.78円 19.12円

    前回2016年は、トランプ大統領が誕生した大統領選挙ですね。意外性もあり、あなたも記憶に新しいと思います。

    驚くべきはその値幅です。全国大会が行われ、共和党の候補者にトランプ氏が選ばれると大きくドルが買われました。

    これは彼がマニフェストとしていた税制改革や移民問題が、アメリカ国民に高く支持されたためです。

    底値は8月の99円、高値は12月に来ています。ただ就任後はやりすぎなところもあり、ジワジワと円高に進んでいますね。トランプ大統領の本性をみんな理解し始めた時期でしたね。

    2012年・米大統領選挙時のドル円相場:月足

    2012年・米大統領選挙時のドル円相場:月足

    2012年8月~2013年1月までのドル円相場

    始値 高値 安値 終値 値幅
    78.12円 91.58円 77.13円 91.53円 14.45円

    2012年もまだ覚えている方が多いはずです。前大統領バラク・オバマ氏が再選を果たした選挙でした。しかも大差で勝利したのです。

    オバマ大統領と聞くと「できる大統領」のイメージが強いですが、内情はボロボロでしたね。

    アメリカ経済は2008年に起きたリーマン・ショックから立ち直れていなかったですし、オバマ前大統領の在任中には長期室評者が260万人から560万人まで増加していました。

    それでも勝てたのは、正直いって相手の戦略不足です。共和党候補であったミット・ロムニー氏は、超富豪で庶民の意向に添えなかったのです。

    逆にオバマ氏は日本人が描いている想像通り、イメージ戦略が非常にうまい人でした。明確なメッセージ性をもって、「第2期政権で政策を実現しよう」と訴え見事勝利したのです。

    トランプ大統領と比べると本当に正反対の大統領だったと思います。

    2008年・米大統領選挙時のドル円相場:月足

    2008年・米大統領選挙時のドル円相場:月足

    2008年8月~2009年1月までのドル円相場

    始値 高値 安値 終値 値幅
    107.87円 110.65円 87.09円 89.93円 23.56円

    2016年・2012年と大きく円安ドル高に動いていましたが、2008年の選挙時は逆に円高へ動いています。

    これは前述したリーマン・ショックが2008年9月に起きたためですね。ドル円だけでなく世界経済が後退するような大きな出来事でした。そんな中でもオバマ前大統領は、大差で勝利を収めたです。

    ただこの年の大統領選挙は、各州の予備選が前出しで行われるなど異例の選挙でした。

    リーマン・ショックが重なったこともあって、過去のデータとしては参考程度に留めたいと思います。

    過去3回の米大統領選から見る為替への影響

    過去3回の米大統領選から見る為替への影響

    3回の選挙でその時の経済状況は違えど、5か月間での平均の値幅は「19.04円」とかなり大きいことがわかりました。

    また過去2回は円安ドル高、過去1回は円高ドル安となりました。その2008年もリーマン・ショックの影響がかなり大きいです。

    概ね円安に進む要因としては、大統領候補たちがマニフェストとして様々な公約を掲げるためだと考えます。

    「それだけするならアメリカ経済はきっとよくなるはず!」と期待感をもって、米株・ドルが買われる傾向が強いです。

    そして就任した翌年1月以降は、実際に「マニフェストが守られるのか?」によって市場の反応も変わります。

    トランプ大統領が再選したらドル円はどうなる?

    アイオワ州の予備選がはじまったことによって、各メディアから選挙予想が出てきましたね。

    「トランプ再選」という記事もあれば、「バイデン氏が出てきたら苦戦する」と読む記事、「未だ五分五分」など様々な意見があります。

    ただ直近の大統領を見ていると再選を果たす大統領の方が多いです。第40代レーガン元大統領(1981年~)以降の5人を見てもジョージ・H・W・ブッシュ(パパブッシュ)氏以外は、再選し2期任命されています。

    大統領として情報発信ができるためイメージ戦略がしやすいこと、影響度の兼ね合いから見てもやはり再選を目指す候補者が有利となります。

    トランプリスク次第で円高ドル安もあり得る

    ではトランプ大統領が再選するとしたら、2016年の選挙時同様に急激な円安ドル高になるのでしょうか?

    もちろん今回も2期目のマニフェストに期待をすると共に、1期目で成し遂げられなかった公約について約束をするでしょう。恐らく米中貿易摩擦も志半ばで選挙になるはずですからね。

    その期待感から米株・ドルが買われることは十分に考えられますが、怖いのは選挙前のトランプリスクです。

    トランプ大統領は少しでも有利に大統領選へ臨むため、残り9ヶ月間で様々なことを仕掛けてきます。

    さすがに先日の対イランのように軍事行使までは発言しないにせよ、中国との駆け引きはギリギリのところまで行うはずです。

    次期マニフェストの期待感<トランプリスクとなったら…

    次期マニフェストの期待感<トランプリスクとなったら…

    もしトランプ大統領がこの3年間の調子でトランプリスクを発動した場合、期待感よりもリスクが勝りドル売りが発生する可能性もあります。

    すなわちそれはトランプ大統領の敗戦も意味していますね。トランプ大統領は、そういった懸念を調整しながらこれから戦わなければいけません。

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    大統領選が近づくにつれてドル円の動きは激しくなる

    とはいえトランプ大統領はビッグマウスな発言であったり、人に期待させることは得意な人ですから前回のようにブルーカラー層から人気が集められれば再選は十分あり得ます。

    最後に「これだけは頭に入れておけ!」というポイントをまとめます。

    「まだ9ヶ月ある」と思うかもしれませんが、候補者たちは「もう9ヶ月しかない」と考えているはずですね。

    これから各メディアでも米選挙の報道が増えて、どんどん選挙イヤーっぽくなるはずです。

    私たちトレーダーはまだ焦ることはないですが、選挙を見越したトランプ大統領の動きは現在進行形で為替に影響を与えるので注意が必要ですね!

    過去のデータも参考にしながら、今年の大きなシナリオを想定しておきましょう!

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    ニックネーム:メイ
    誕生日:5月1日生まれ
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    出身地:埼玉県
    職業:FX専業トレーダー
    自己紹介:家庭菜園を育てながらFXをする事に生きがいを感じている専業トレーダーです!ドル円をメインにFX初心者さんへ分かりやすく為替の情報を発信しています。

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