本日の日経平均は急騰。前日のNY株が新型コロナウィルスに対する中国政府の景気刺激策や治療法への期待から最高値圏まで上昇した流れを好感して寄りから23,600円台まで買われると、上海総合指数、NYダウ先物、ドル円の騰勢が先物での売り方の買い戻しに拍車をかけ、14時前には23,995円(+675)まで一段高。引けにかけては売りに押されたものの、20日線や均衡表の雲上限突破、5日・10日線やMACDのGC間近、パラボリック買い転換などにより、テクニカルは「押し目買い優位」の形状に。

東証主力株はほぼ全面高。8750 第一生命、3092 ZOZO、4183 三井化学、6770 明日るぷアルパイン、7202 いすゞ、6762 TDK、7012 川崎重工、4062 イビデンなどが前日比4%超の上昇に。

中小型株は 9277 総合メディカル、7532 パンパシフィック、9232 パスコ、8158 ソーダニッカ、6656 インスペック、4251 恵和、5817 JMACS、8922 JAM、6889 オーデリック、6918 アバールデータ。東証主力系への短期資金流入により、主役クラスは日経平均に比較すると冴えがなく、利確ラッシュにより急落するコロナ関連も散発。

日経平均 23,873円 +554、Topix 1,736 +35
225先物(3月限)23,950円、ドル円 109.92円/ドル
NYダウ先物 29,450ドル +209

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 7832 バンダイナムコ
20年3月期経常益予想を710億円から765億円に上方修正。「好決算と東証主力株」の関係性を遠目で俯瞰。

決算絡みの割り切り買い対象ではAMAZIA(4424)、川澄化学(7703)、リード(6982)などをケア。

★ 1570 日経レバ
2/3 20,700円 → 2/6 22,950円 +2,250 10.8%上昇
「直近4日で10%の上昇」に特異性はありませんが、週初の日経暴落局面における株数を含めた株数の買いやすさの点も踏まえれば、最善策の一つだったかと思います。全体需給の下振れリスク軽減により、会員サークルでは本日までの利確優先とさせていただきましたが、引き続き、日経暴落局面では最優先逆張り候補としてご注目ください。

来週末まで続く決算シーズン中の個別株の売買難易度の高さを踏まえれば、地合い良化対応の“最大公約数”として継続していただくのも妙手。

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☆ 3915 テラスカイ 
1/31 + 2/3 ≒ 2,952円 → 2/6 3,195円 +243 8.1%上昇
本日3,070円までの調整過程での一部買い直し → 3,195円までの一段高過程で追加利確を計っていただいたら、明日も一旦は2,〇〇00円までの広めレンジでの買い下がりを本線に、一段高に際しては売りすぎに注意しながら回転をかけていってください。

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※ 買い直しに関しては3,100円や3,000円のような節目前後、5日・10日線などのテクニカル判断に加えて、利確値の2〜4%下値をメドとするのがおススメ。 

  (一部会員サークルより


■ 後記 : 深刻なマスク不足が示すように新型コロナウィルスに対する社会の警戒感は高止まりしている一方で、日経平均の急落前水準までの上昇により需給環境と市場マインドは落ち着きを取り戻しています。

今後の新型コロナウィルスの爆発的な感染拡大による再暴落リスク、日経平均(24,000円)やドル円(110円)の節目を意識した良識的な調整リスクには具体的な対応策で備えながらも、明日も過度の警戒を避けた「押し目買い・上昇時の売りすぎ注意」による平時の強気スタンスを継続していきたいところです。

では 本日もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非!
           

 

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