Fast Fitness Japan(7092)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。またもや今年(2020年)大流行の証券コード7090シリーズのサービス業です。そして昨日IPO新規上場承認発表のあった2社のうちのもう1社となります。もう1社のドラフト(5070)についてはすでに下記記事でご紹介させて頂いております。これで3月は早くも15社目となりました。このペースなら本当に30社も夢ではないかもしれませんね。

Fast Fitness Japan(7092)の上場日は3月18日(火)で、おそらく重複上場になると思われますが、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。

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Fast Fitness Japan(7092)のIPO(新規上場)情報

設立:2010年5月21日
業種:サービス業
事業の内容:24時間型フィットネスクラブ「エニタイムフィットネス」の日本におけるマスターフランチャイジーとしてフランチャイズシステムを運営

Fast Fitness Japan(7092)IPO上場承認

上場市場東証マザーズ
コード7092
名称Fast Fitness Japan
公募株数1,600,000株
売出し株数200,000株
オーバーアロットメント270,000株
IPO主幹事証券野村證券前受け金不要
IPO引受幹事証券SMBC日興証券
SBI証券
むさし証券(前受け金不要
マネックス証券100%完全抽選
岡三証券
岡三オンライン証券委託幹事
上場日3月18日
仮条件決定日2月27日
ブック・ビルディング期間3月2日~3月6日
公開価格決定日3月9日
IPO申し込み期間3月10日~3月13日
吸収金額51.1億円
想定価格2,470円(247,000円必要)

そして上記をご覧の通りこのFast Fitness Japan(7092)のIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券が入っていることから、岡三オンライン証券のIPO幹事入りも期待できそうです。

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Fast Fitness Japan(7092)のIPO(新規上場)事業内容等

Fast Fitness Japan(7092)はグループ会社で、株式会社Fast Fitness Japan及び連結子会社である株式会社AFJ Projectの2社で構成されています。 株式会社Fast Fitness Japanは、フランチャイズシステム全体の運営を通じ、主にサブ・フランチャイジーに提供する各種サービス(店舗運営ノウハウ、マーケティング支援、商品・備品販売等)の対価として、ロイヤリティ収入等を得ております。また、Anytime Fitness, LLCから、エニタイムブランドの日本における独占的使用権が認められているほか、運営ノウハウを習得しており、その対価としてロイヤリティ等を同社に支払っております。 連結子会社である株式会社AFJ Projectでは、サブ・フランチャイジーの1社として、直営店の運営を通じて会費収入等を得ております。

Fast Fitness Japan(7092)IPO事業モデル

エニタイムフィットネスは基本的には24時間年中無休制で昼夜に関係なく、好きな時間にトレーニングすることができます。スタジオプログラムやその利用者による喧騒を感じることなくマシンでのトレーニングに集中できる環境を提供するマシンジム特化型で、会員の方に安心・安全にトレーニングできる環境を低コストで提供できる低価格の実現。そして世界全店で利用可能な専用セキュリティキーを追加料金無しで利用可能と様々な独自の特徴を持っています。

Fast Fitness Japan(7092)エニタイムフィットネス特徴

株式会社Fast Fitness Japanがフランチャイザーとして運営するFC店及び直営店のネットワークは、都心部に限らず、全国各地に広がっており、2019年12月31日現在において、全国45都道府県に、合計693店舗(FC店574店舗、直営店119店舗)あります。

Fast Fitness Japan(7092)IPO店舗ネットワーク


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

【手取金の使途】
手取概算額3,612百万円については第三者割当増資の手取概算額上限613百万円と合わせて、連結子会社である株式会社AFJ Projectに対する投融資資金に充当する予定であります。株式会社AFJ Projectにおいては、当社からの投融資資金を直営店の出店にかかる設備資金(差入保証金及び固定資産等含む)として2020年3月期に240百万円(本書提出日以降2020年3月期末までに出店を計画している9店舗分の一部)、2021年3月期に3,920百万円(49店舗分)を充当する予定であります。また、残額については、2022年3月期の直営店の出店にかかる設備資金(差入保証金及び固定資産等含む)の一部として充当する予定であります。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する予定であります。
(Fast Fitness JapanのIPO目論見書より一部抜粋)

Fast Fitness Japan(7092)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

Fast Fitness Japan(7092)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,470円としてオーバーアロットメント含め51.1億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては大型で、荷もたれ感を感じるサイズとなります。

カーブスホールディングス(7085)に続きフィットネス系のIPOの登場となりました。マンツーマン的なジムではないものの、フィットネス系IPOと言えば、直近ではIPO新規上場)後に業績を下方修正して株価を大暴落させ、投資家から大ひんしゅくを浴びたトゥエンティーフォーセブン(7074)が思い浮かんでしまいます。アレはヒドかったですね。

Fast Fitness Japan(7092)の業績は売上、利益ともに右肩上がりでしっかり伸ばしています。とは言え、トゥエンティーフォーセブン(7074)IPO新規上場)前段階ではしっかりでしたけどね。まあ同じフィットネス系IPOでも中身が違うので、もう比較は止めておきましょうかね^^;

株主にベンチャーキャピタルの保有株は無く、既存の上位株主には解除価格無しで90日間及び180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。

売り出し株200,000株に対して公募株1,600,000株と公募比率が高い点は投資家好みですが、何より公開規模がIPO想定価格(2,470円)ベースで51.1億円というのはさすがに東証マザーズ上場案件としては荷もたれ感が強いですね。しかも3月のIPOラッシュ真っ只中の過密スケジュールの中での大型案件となるため、余計に分が悪そうです。

Fast Fitness Japan(7092)のIPO申し込み期間は3月2日(月)から3月6日(金)ということで3月2日(月)にIPO新規上場)するフィットネス系IPOのカーブスホールディングス(7085)の初値結果を見てから参加不参加を決めることができるという点はまだ有利でしょうか。

いずれにしてもこの規模となると個人投資家だけで持ち上げるには難しいため、大口や期間投資家の動向などの反応も知りたいところです。よって現時点での管理人の個人的なこのFast Fitness Japan(7092)のIPO参加スタンスは完全中立とさせて頂き、まずはIPO地合い、特にカーブスホールディングス(7085)の初値動向、そしていつも通り大型IPOとなるため、大手初値予想会社の第一弾初値予想の見解を見てから最終判断をしたいと思います。

<追記>
やはり岡三オンライン証券がこのFast Fitness Japan(7092)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。

Fast Fitness Japan(7092)のIPO取り扱い決定岡三オンライン証券
Fast Fitness Japan(7092)IPO岡三オンライン証券

Fast Fitness Japan(7092)のIPO(新規上場)業績等

Fast Fitness Japan(7092)のIPO経営指標
Fast Fitness Japan(7092)IPO経営指標

Fast Fitness Japan(7092)のIPO売上高及び経常利益
Fast Fitness Japan(7092)IPO売上高及び経常利益

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