日本インシュレーション(5368)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日IPO新規上場承認発表のあった3社のうちの最後の1社となります。残り2社の関通(9326)とゼネテック(4492)についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いております。

日本インシュレーション(5368)の上場日は3月19日(木)で、関通(9326)とゼネテック(4492)と3社同日上場、上場市場は東証二部市場への上場で、IPO主幹事はチャンス当選もあり、IPO当選確率が高めの大和証券となっております。

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日本インシュレーション(5368)のIPO(新規上場)情報

設立:1949年1月14日
業種:ガラス・土石製品
事業の内容:耐火性能を有するゾノトライト系けい酸カルシウムを基材とする耐火・断熱材料の製造・販売・施工及びその他周辺工事の施工

日本インシュレーション(5368)IPO上場承認

上場市場東証二部
コード5368
名称日本インシュレーション
公募株数1,050,000株
売出し株数0株
オーバーアロットメント157,500株
IPO主幹事証券大和証券
IPO引受幹事証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SBI証券
岩井コスモ証券
auカブコム証券委託幹事
上場日3月19日
仮条件決定日3月2日
ブック・ビルディング期間3月4日~3月10日
公開価格決定日3月11日
IPO申し込み期間3月12日~3月17日
吸収金額11.1億円
想定価格920円(92,000円必要)

そして上記をご覧の通りこの日本インシュレーション(5368)のIPO幹事団(シンジケート)の中には三菱UFJモルガン・スタンレー証券も入っていることから、auカブコム証券のIPO幹事入りも期待できそうです。

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日本インシュレーション(5368)のIPO(新規上場)事業内容等

日本インシュレーション(5368)はグループ会社で日本インシュレーション株式会社及び連結子会社(ジェイ アイ シー ベトナム有限会社)の計2社で構成されており、建築関連、プラント関連の工事、国内外での製品等の販売を主な事業として取り組んでおり、ゾノトライト(熱に強いけい酸カルシウムの中でも特に熱に強い素材)系けい酸カルシウムを基材とした各種保温材、防耐火建材等の製造、販売及び設計・施工、関連資材の販売並びにアスベスト関連のコンサルティング、除去工事等を行っております。

日本インシュレーション(5368)IPOセグメント

日本インシュレーショングループの製品は、耐火性、断熱性等に1,000℃に耐えうる性能を有し、かつ軽量で加工しやすく、経年変化が少ないなどの特性を持つことから、高層建築物や石油化学プラント、発電所等において、耐火建材、不燃材、保温材等として幅広く使用されております。

日本インシュレーション(5368)の会社紹介

※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

【手取金の使途】
手取概算額873,550千円及び第三者割当増資の手取概算額上限133,032千円を合わせた手取概算額上限1,006,582千円については、1.岐阜工場の生産管理事務所建設に係る設備投資の一部として170,000千円(2020年3月期170,000千円)、2.国内拠点(岐阜工場、北勢工場)における建築関連及びプラント関連向け生産設備増強・合理化に係る設備投資並びに研究設備更新、営業所建替、情報セキュリティシステム対策費等として534,500千円(2021年3月期534,500千円)、3.運転資金のために借入れた金融機関からの借入金の返済資金として300,000千円(2020年3月期300,000千円)残額につきましては、将来における当社の成長に資するための設備投資の支出に充当する方針でありますが、当該内容について現時点で具体化している事項はなく、具体的な資金需要が発生し支払時期が決定するまでは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(日本インシュレーションのIPO目論見書より一部抜粋)

日本インシュレーション(5368)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

日本インシュレーション(5368)の市場からの吸収金額はIPO想定価格920円としてオーバーアロットメント含め11.1億円と規模的に東証二部市場への上場としては小型サイズとなります。

設立は1949年となっていますが、創業は1914年となっています。ちなみに1914年は大正3年です。100年以上続く歴史ある老舗企業で社会的信頼度は抜群ですね。上記動画でも5色の戦隊ものが登場しており、あえて古さをアピールしいるような気がします。ただこれだけ長く続く企業なので、資金もそれほど困っていないように感じることから、今さら上場感が否めません。

耐火性の高いケイカル板に特化したビジネスを行っているようで、目論見書を見る限りでは、それ以外の新規事業を行う予定は無く、新規性や成長性も見受けられません。業績もおおむね横ばいの安定となっております。

公募株のみの売り出し株なしと投資家好みですが、株主にベンチャーキャピタルの保有株が2社でおよそ100万株ほどあり、1社87万株には解除価格無しで180日間のロックアップ、1社17万株には90日間のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍以上になれば売却可能となっています。

日本インシュレーション(5368)の業態は地味で新規性も無く、成長性も見えにくく、IPO的には不利な条件となります。公開規模の小ささから公募割れの可能性は低そうですが、上場日は3社同日上場で3月の過密スケジュールの中での上場となることから埋没してしまう可能性はありそうです。

とりあえず管理人の個人的なこの日本インシュレーション(5368)のIPO参加スタンスはスルー寄りの中立とさせて頂き、今後のIPO地合いや大手初値予想会社の第一弾初値予想の見解を見てから最終判断をしたいと思います。せっかくの大和証券主幹事案件なので、どこかしら残念な気持ちになってしまいますね。

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<追記>
やはりauカブコム証券がこの日本インシュレーション(5368)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。

日本インシュレーション(5368)のIPO取り扱い決定auカブコム証券
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日本インシュレーション(5368)のIPO(新規上場)業績等

日本インシュレーション(5368)のIPO経営指標
日本インシュレーション(5368)IPO経営指標

日本インシュレーション(5368)のIPO売上高及び経常利益
日本インシュレーション(5368)IPO売上高及び経常利益

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