おはようございます。

連休明けのNY株式市場は3日続落。新型コロナの影響によるアップルの1−3月期売上高見通しの引き下げを「債券買い(金利低下)株式売り」のリスク回避トレードが進展。昼頃には29,116(−281)まで下値を切り下げると、引けにかけては20日線を意識した買戻しやディフェンシブセクターの騰勢が支えとなって下げ幅を縮小。ナスダックはエヌビディア、フェイスブック、ネットフリックス、テスラが買われ、小幅ながら過去最高値を更新。

NYダウ 29,232ドル −165、ナスダック 9,732p +1
米10年債利回り 1.559% −0.029為替 109.86円/ドル
NY原油 52.05 +0.0、CME225 23,190円 

big (13)

□ 本日の展望 :  リバウンド優位も不安残し
直近の大幅安の反動、ナスダックの最高値更新やドル円の高値持ち合いを背景とする「先物での売り方の買戻し」主導のしっかりとした推移が本線。想定レンジは23,100〜23,350円。新型コロナ関連での新たな弱材料に際しての「23,000円の攻防」にも油断は禁物。

★ 本日の戦略 :
 コロナショック第二波への備えを重視! 
主要国の景気下支え策、23,000円の節目感などを踏まえれば、短期勝負としての買い妙味は高い状況です。ただし、「新型コロナ感染の早期発見や治療の方法に関する明確な進展」が見えない中での上昇トレンド回帰は困難。個別全般のテクニカル悪化、市場マインドの冷え込みを踏まえれば、コロナショック第二波への備え・全体需給の陽転気配を待つ構えを優先したいところ。

よって、本日も連鎖安リスクが警戒される弱テクニカル銘柄、買い増し意欲のないストレス玉、外需系銘柄などに関してはポジション縮小 or 手仕舞い条件の徹底を継続しながら、流動性高めの好トレンド銘柄をコツコツと拾うスタンスで。

★☆Sラボ2銘柄も昨夕の戦略を踏襲。全体動向の不安定さに加えて、コロナ関連のマネーゲーム再開により「物色の正常化」遅延が警戒されるため、本日中は持ち株の増減に注力。

   (会員サークルより >>Sラボ参加案内

【ウォッチ銘柄】
△ 5856 LIEH
発行株の14%もの自社株買い、3/6の消却を発表。

『 現状を客観視しながらマイペースで丹念に! 』

では、本日もよろしくお願いします!