明日はインフラファンドの上場があります。残念ながら世間の関心は新型コロナウィルス一色の状況だと思いますので、ここでインフラファンドという代わり映えしない銘柄の上場に対して買いが入るとは思えない状況です。

ジャパン・インフラファンド投資法人(9287)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:218,500円 気配更新:更新値幅4,800円、更新時間10分
下限値段:71,300円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:2,730円)
91,500円(公募比: -3,500円/-3.7%)
読者予想平均値:96,125円 | 中央値:94,000円 | 補正値:96,125円

主幹事の引受価格:91,105円

直前初値予想はBBスタンス時と同じく公募割れで予想しています。仮条件弱気の時点で初値売り向き銘柄ではないと断定してパス案件として紹介してきました。上場日にも市場の関心が全く向いていない状態ですので、ここは厳しいと見ています。

それにしても、あまり配分されている人が見えないのですが付き合いのあるネットもあまりしないような方々に回っているのでしょうか?このインフラファンドの初値の結果が他のIPOに影響するとは思いませんが、近頃、仮条件弱気のIPOも増えていますので3月のIPOは予断を許さない状況になるかも知れません。

3月はすでにイベント類の中止や、2月の小売の結果が悪いことによる景況感の悪さが出てくるかも知れませんが、少なくとも先の見通しが付いてくればIPOも物色まで回復するかも知れません。IPOの風向きはころころ変わりますので、今が厳しく思っていても1日で景色が変わるので難しいですね。

私は結局、今起きてるマイナス部分はあまり考えずに粛々と行動するつもりです。あまりに酷くなるとIPO中止案件も出てくると思います。

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

続々と3月IPOのブックビルディングが始まります。強弱を付けて申し込んで、ある程度参加して楽しめる結果になって欲しいですね。もし初値が悪いなら中期でのセカンダリーチャンスとなる銘柄も出てくるかも知れません。