おはようございます。

昨日のNY株式市場は連日の暴落。米国内での新型コロナの感染拡大リスクを警戒した「債券買い(金利低下)株式売り」加速により、ほぼ一本調子で下値を切り下げる展開に。ダウ構成銘柄は全面安。ナスダックもアップル、エヌビディア、マイクロンテクノロジーなど主役クラスが軒並み売られ、昨年末以来の9,000P割れで取引を終了。

NYダウ 27,081ドル −879、ナスダック 8,965p −255
米10年債利回り 1.316% −0.061為替 110.12円/ドル
NY原油 49.81 −1.62、CME225 22,060円

テクニカルチェック : 日本株と連動性の高いナスダックは下落トレンド入り序盤。直近の鋭角な下落により下値余地は低下している可能性が高い一方、明確なリバウンド基調入りには日柄を要するリスクに警戒。CME225に関しては、NYタイムで22,700円台まで買戻しが進んだ後に売り直されている(二段安)ため、下値模索による21,500円割れもリアルに意識しておきたい格好。

big (12)

□ 本日の展望 : 売り優勢 ± 売り方動向
CME225(22,060円)にサヤ寄せした軟調スタート後、引けにかけても市場マインドと需給の悪化が重石となる不安定な推移へ。想定レンジは22,000円〜22,400円。昨日同様に先物での売り方の買い戻しが膨らめば22,500円を超える場面も期待されますが、既にNYタイムで売り方の益出し(買戻し)は概ね完了しているため、(余力十分な売り方による)仕掛け売り → 21,800円台までの下振れにも要注意。

★ 本日の戦略 :  「値ごろ買い」を自覚した打診買い!
現在のトレンドフォロー主体のプログラム売買(アルゴ)主導のマーケット事情において、過去の経験則で下値を推測するのは効果的ではありません。また、最重要指標の米10年債利回りに底打ち感はなく、ナスダックのテクニカルが示す「下落初動」にも警戒したいところ。

よって、相場を悲観的にみている方やリスクを取りにくいとお感じの方は、ストレス玉の縮小後は様子見にて底打ち確認を優先。

ただし、短期的には「売られ過ぎサインの散発」、主要国のコロナ対策に対する評価などを背景に相応のリバウンド局面も期待されるだけに、先週中に“コロナショック第二波”への備えを固め、現状を底値圏とみている方は昨日同様の「前場の急落局面での打診買い」 → リバウンド局面は一部売却...で臨んでください。

〜(略)〜

☆ 本日からのスポット銘柄
従来からお伝えしている本業の成長性に加えて、関連会社の業績見通しの良好さも念頭に、本日の地合い悪を生かした仕込みに着手!

  (会員サークルより
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『 周囲の半歩先を堂々と! 』

では、本日もよろしくお願いします!