【勘流雑感】
 昨日のNY株は民主党の大統領選候補者選びにてバイデン氏有利形勢、米議会にて78億ドル(約8400億円)規模のウイルス対策緊急予算措置がまとまった事を好感して暴騰。正味の新型肺炎の解決策とは別の要因にて買われる様は不安も残るが、2月半ばに「新型肺炎を巡る混乱は3月序盤に一旦終結する」と述べ、昨日も「セリングクライマックスは近い」としたように、短期的には反発ベクトル入りが目される。さすれば、本日は昨日からの日和見スタイルの脱却、息を潜めた強気意識の続行が上策。
 メドピアを除いてチャート付きが悪いものは目先の日経高局面で早めに仕切り直し、相対的にチャートが善いものを中心に布陣を固める。また、直近の日経暴落による損害が軽微な者を除き、本日の日経上昇に置いて不用意に保有銘柄数を増やすことなく、現在保有中の銘柄の手当に集中するが善かろう。先物に関してはストレッチ程度の資金枠にて21,250円までを買い下がるスタイルで挑まれたい。21,200円割れは撤収。昨日だけでも2,3割の利食いが効いたであろうオプション屑コール買いは一旦終了。少額であればNYダウ先物を1,2週間程度の回転目安にてパラパラと拾うも面白い

【勘流銘柄】
□ 3933 チエル

3/2 1,984円より 3/3 2,207円 +223 11%高
週初からの小中高休校政策により在宅学習関連の物色の裾野が広がらんとしている。エントリー直後の上昇により一部即回転を効かせたら、本日も押さば1,●●0円近辺までを耽々と買い戻し、小幅高も買い乗せの是非から検討されたい。

■ 3774 IIJ
今回の景況感の低下による格安スマホ需要の高まりは必至。荒い値動きゆえにを半数程度を回転重視スタイルで挑むもよいが、基本は先高を見据えた強気一貫で挑まれたい。

(その他)
4755 楽天
ソフトバンク、NTTドコモ、公正取引委員会など中国の息のかかった赤い組織に正面から戦いを挑む姿は潔い。応援感覚、数か月単位の回転目安にて注目。

何かしら参考になっておれば是非に
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