タクシー優待ありの割安地方銘柄!第一交通産業(9035)の立会外分売予想

2020年3月12日(木)~2020年3月16日(月)に立会外分売実施が予定されている、
第一交通産業
(9035)の分売詳細情報です。

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第一交通産業の立会外分売詳細

銘柄名 第一交通産業(9035)【福証】
業種陸運業
企業詳細タクシー事業を小倉で創業。配車アプリ寄与し実車率も向上。分譲マンションは完成在庫含め引き渡し増。
発表日2020年3月4日(水)
分売予定日2020年3月12日(木)~2020年3月16日(月)
分売実施日2020年3月12日(木)
売買単位100株
申込上限2,000株
信用区分貸借
分売枚数2,200枚(220,000株)
発行株式数比率約0.6%
分売総額1.57億円(分売発表日終値ベース)
分売価格577円
割引率3.03%
分売目的株主による売却

第一交通産業の株式データと推移

発表日終値712円
発表日出来高73枚
分売前日終値595円
分売前日出来高474枚
予想PER5.71倍
実績PBR0.53倍
株主優待3月末・9月末
100株以上…株主優待クーポン券
予想配当利回り3.55%

第一交通産業の業績データ

2020年3月(予想)2019年3月2018年3月
売上高(百万円)100,730106,170106,500
営業利益(百万円)6,6296,6656,900
当期利益(百万円)3,8814,1934,200
ROA(%)2.452.35
ROE(%)9.839.75
自己資本比率(%)24.825.1

第一交通産業の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2016年8月以来の分売実施。
前回(分売枚数:9,261枚、割引率:1.94%)の結果は、始値+3.2%・終値+0.1%となっています。

分売目的

IRに記載があるとおり、株主からの換金目的の実施となります。

流動性

現在の板は300枚程度、発表後の出来高平均は100枚程度と流動性はそこそこある。

株価・ボラティリティ

直近の株価はタクシー配車アプリ「MOV」への導入で、1月末に年初来高値(917円)を記録。
その後は新型肺炎拡大による業績悪化が懸念されて、大きく売られています。

PER5.71倍・PBR0.53倍の株価は、同業他社と比較して割安

直近は相場が荒れたこともあって、値動きがやや大きくなっています。

配当金・株主優待

年間配当は1株25円で利回りは3.55%

株主優待は3月末もしくは9月末に100株以上保有で、タクシークーポン付き(1,000円分)の株主優待券がもらえる。
トータル利回りは年6.4%程度

業績

今期業績は売上+0.3%・利益+3.5%と、2期連続の増収増益となる見込み。
3Q決算の利益進ちょく率は5年平均と同水準で順調。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(6)

枚数はそこそこありますが、規模は小型の案件となります。
貸借銘柄なので、流動性改善に期待したいところ。

地方単独上場ということもあって、注目されず割安で放置されています。
今月に権利日を控えており、一定の優待+配当狙いの買いが入りそう。

ただ福証分売であるため、寄り前に配分されない可能性があることには注意が必要。
空売りが入って地合いも悪くなければ参加します。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

新型コロナの影響による業績低迷が危惧されて、売りが止まらず本日も安値引けで終えています。
大きく下落しましたが、市況が良くないことから割引率は弱気の条件となりました。

地方銘柄ということもあり、流動性がそれほど改善されていないことは不安要素。
分売価格は2016年以来の水準で値ごろ感はある。

ただ福証は8時半からしか板気配を確認できず、現在の不安定な地合いではリスクが高め。
地合いが好転すれば参加を考えますが、今のところ見送るつもりでいます。

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