【勘流雑感】
 昨日の米株は週初の暴落の反動により暴騰。依然として40台で高止まっているVIX、欧州株の4日続落、買い材料視された財政金融政策の新鮮味のなさを鑑みれば、先週同様の一過性の反発とみるが無難であろう。先週のFRBの0.5%の利下げに続いて、更なる0.75%の利下げを織り込んだ米債券動向からは数日の巻き戻しも期されるが、一連の暴落による損害が小さい場合を除いては日経20,000円近辺から20,500円にかけては玉整理を優先するが上策。むろん、当戦術ではベクトル陽転に際して取りこぼしが増える事になるが、大半を高値掴みにて塩漬けしていた投資家群がいつまでも含み損の増減を気にしている傍らで、新たなる取り組みにて相場をポジティブに捉えられる効果は小さくない。更なる下げ相場対策のみならず、本格的なベクトル陽転時のことも考えて目先は戻り売りに徹する。
 既に玉整理を終えている者は、少数精鋭での巻き返し狙いに挑む。先物に関しては5分足チャートを睨みながらのデイトレ狙いか開店休業を続行。

【勘流銘柄】
■ 新たなる勘流中期指向
先週末から今週序盤にかけての買い戻しについて触れてきたが、一連の暴落により疑心暗鬼なディーラー連中がテーマ株の強固な銘柄へと資金を移動しつつあるようだ。、、、、、、、、があれば1,300円近辺までを買い下がり、今月後半の躍進の基礎とされたい。

■ 昨日からの1000番台 
日経が明確にPBR1倍を割れ、ほぼ全ての個別銘柄のチャートが瓦解している現状での買い下がりはここに絞る。昨日の6%高後も押さば買い、小高い場面も買い乗せを図る。

(その他)
・7725 インターアクション
一日の提唱のずれが大きな違いとなっているが、昨日安値2,002円での灰汁抜け機運の高まりを鑑み、即時再戦にて倍返しを狙うも上策。メドピア<6095>も粗方同様。ただし、インターアクションとチャート付きが近しくなっているゆえ、破壊力重視ならインターアクションを攻め入られたい。

【雑記】
東日本大震災から今日で9年が経過。被災された方々には心からお見舞い申し上げるとともに 今も復興に尽力されている皆様には心よりご活躍をお祈りいたします。

東日本大震災時と同様に今回の新型肺炎に関しても、朝日毎日などのマスコミ、民主共産などの政治家連中にとっては、現政権へのネガティブキャンペーンの格好のネタとしてしか認識されておらず、それに同調する者も少なからぬ現実は寂しい限りだが、「絆」の精神は子々孫々まで受け継がれたいものだ。

何かしら参考になっておれば是非に
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